*以下の展覧会は終了いたしました!
ご来場いただいたみなさまありがとうございました!
今週末1月21土22日曜日の完成見学会、さっそく参加の連絡いただきありがとうございます。引き続きまだ二日間とも枠があいておりますので、ふるってご参加ください。
今のところ(1月20日10時現在)ですと、
21土正午12時。午後3時。午後4時。
22日午前11時。12時。午後4時。あたりですと、ゆったりご覧いただけます。
勿論他の時間でもご希望をおしらせください。可能な限り調整いたします。
なるべく一時間あたり一組のご案内を考えておりますが、
希望時間によっては2.3組でのご案内で対応している時間もありますのでご検討ください。
敷地近所に十分な駐車スペースもありますのでお気軽にどうぞ。
さて、見学会にさきがけ、大角設計室をはじめて知った、または、
はじめて建物を見に来るという方のために、イントロダクションとして
ブログを書いてみようと思います。
または、見学会に行くかどうかをまだ迷っているという方のために
大角設計室の実例をお見せしながら特徴や、どんな方が、私たちの事務所の顧客となっているのかをご紹介してみます。
見学会の案内チラシはイラストしか載ってないので、
「一体どんな家なんだろう・・。」
「気になるけど、どうしよう・・・」という方向けの記事です。
参考になればと思います。
では、はりきってまいりましょう。
特徴1:依頼者は意外と若い世帯が大半(20~40代)
私達の建物を見たり、雑誌やウェブなどのメディアを見た方は、決まってこう言います。
「60代以上の富裕層の方じゃないと、依頼できないと思ってました。」
それは大きな誤解です。
大角設計室の依頼主の大半は、小さなお子様のいらっしゃる
若い世帯(20~40代)となっています。
「あぁ~~~。明日夏休みが終わるのにぃ~~。まだ宿題が・・・」
「秘技、夏休み絵日記40日連続書き!!」
そんな、ありふれた家族の一コマが繰り広げられています。
若い世代なので、大きな金額を住宅に負担するのはなかなか大変ですので
富裕層ではない一般の方が、融資を受けながら建てれる範囲の金額で
ご依頼いただいています。大体が3000~5000万円くらいの
予算の方が多いかと思います。
私達がデザインする住宅の工事費は
格安のハウスメーカーのような金額には太刀打ちできません。
ですから、1000万円台や2000万円の工事費だとなかなかご期待に沿えないかもしれません。
ですが、都市部を除く全国平均で見ると一般的な30代の子育て世代だと2500~3200万くらいの層がおおいので、もちろん2000万円台でのご依頼もいただきますし、施工例もあります。
その場合は、工事面積を減らしたり、デザインを検討したり工夫が必要ですし、
制限を理解し楽しめる方でないと難しいので事前に要打合せして、
意向が合うかどうか、見学会などでお会いして、じっくり相談いただければと思います。
もちろん50代60代以降の世代の方も現在もプロジェクトは動いております。
金額も様々ですので、ぜひお問い合わせください。
特徴2:敷地はごく普通の住宅街にも建つ
大角設計室の作風からか、ド田舎の広大なロケーションに建っていると思われがちなのですが、なんのなんの、一般的な住宅地の中に建つことが多いです。
狭小地に建つこともありますし、田んぼを宅地に変えて建てる場合もあります。
もちろん田舎の、のんびりしたロケーションに建てることももちろんあります。
どんな土地であれ、遠くから眺めた時に、美しいなと感じれる風景に馴染んだ住まいになるようにデザインしています。
特徴3:光と風が気持ちいい家
大角設計室の室内は、ハウスメーカーや一般的な設計事務所に比べ、
圧倒的に開放的で、あかるく、のびやかです。
ですが、全面ガラス張りや大開口といった現代的なアケッピロゲな住まいではなくて
適度にプライバシーを守りながら、ゆったりと「閉じても明けても」どちらでも気持ちいい生活が出来る工夫をデザインしているのが特徴だと思います。
自然光に満たされた、健康的でおだやかな暮らしです。
通り抜ける風が、木の優しい薫りを家中に運びます。
特徴4:デザインは和と洋のミックス
これもよく依頼時に聞かれるのですが
「大角設計は和風だから、洋風のデザインは出来ませんよね?」
という質問をよく受けます。
その時は決まってこう答えているのですが
「大角設計室としては、特別に和とか洋とか区別している訳ではないんですよ。」
なんのこっちゃ分からないと思いますから、写真を見てみましょう。
如何でしょうか?
果たしてこの空間は「和風」でしょうか「洋風」でしょうか?
一枚目の写真には、杉の板材という日本建築によくみられる材料が
大工さんの技術で組み上げられています。
一方、綺麗なインディゴのソファがおいてあります。
家具は国産の物もあれば、外国産の物もあります。
床材は、広葉樹で外国産です。
家電はシャープな工業製品である一方、
照明器具はガラス部分が揺らいだややクラフト的な味わいのあるものです。
よく目を凝らすと、間仕切りには障子が使われています。
もういちど聞きます。
この空間は「和風」でしょうか「洋風」でしょうか?
一般的に、メディアで掲載されている
「和風」とか「洋風」は
「オリジナルデザインを簡易でつくりやすく宣伝したもの」であると考えています。
分かりやすくゆうと、「瓦やタタミ、障子、フスマ、囲炉裏」=和風。
「ステンドガラス、レンガ、タイル、クロス、アーチ」=洋風。
といった具合です。
つまり、いわゆるイメージしやすい『アイコン』のデザインを示します。
大角設計室はそういった一般的に言われる「和とか洋」を否定している訳ではなくて、
設計者のレベルでは、『アイコン』という表層のうわっぺらだけでなく、もともとのオリジナルの持つ深く本質を捉えたデザインにしたいなと考えています。
和も洋も、元をたどれば全世界で「瓦、焼き物(タイル)土・シックイ・木材・紙」など同じ素材からデザインが生み出されています。
だからオリジナル(素材)を突き詰めれば、写真に示したように、和でも洋でもなんでも似合う包容力の高いデザインとなります。
奥様の意向でアジアンテイストの家具が置かれており、それに合わせて石のキッチンをつくりつけています。
天井からはご主人が大好きな北欧の照明器具。
大角設計室が大事にしているのは、何度も申し上げますが「アイコン」ではなく
その「質の良さ」だけなんですね。
だから、こんな感じにして欲しいとぜひお伝えください。
きっと似合う空間になると思いますよ。
特徴5:無駄だと思っていた良さの発見
玄関や廊下などは、住宅雑誌などを読むと無駄の権化のように取り扱われ、どうしても設計ウェイトから軽視されがちな場所なのですが、本当にそうでしょうか?
間取りなどを見ていると「坪数」だけで、家の良し悪しを決めていませんか?
一般的にはそれって必要なの?って思う空間が大角設計室の建物にはちょっぴり含まれています。
でも、そのわずか1㎡、2㎡があることで、住宅の快適さ・楽しさ・価値が何倍にも跳ね上がるデザインが確かにあるのです。
そういった、「家というのはこうしないとダメだ!」
という先入観を解きほぐすためにも
一度大角設計室の建物を見ていただくのは、いいのではないかと思っています。
特徴6:普通の人が住んでいる
「こんな家絶対住めないよ」「障子破ったり、傷つけちゃうもん」
とは良く聞くご意見ですが、大角設計室にご依頼いただく人は
超絶オシャレな人たちばかりではなくて、もっとおおらかで、びっくりするくらい普通の人です。
共通していることといえば、「自分の家への愛情がすごい」ことと
「生活をしっかり楽しみたい」と思われていることでしょうか。
大角設計室が目指しているデザインは
「かっこつける」という方向性ではなく、
「楽しめる、おだやかな暮らし」をデザインしたいと思っています。
今までみなさまが、住宅雑誌で勉強されてきたような、「機能や綺麗」といった一般的な優先順位とは少しずれるかもしれませんが、それらにプラスアルファの楽しさや愛着といったものを提案できると思っています。
ほかにもまだまだお伝えしたいことはあるのですが、
是非会場にいらしてください。
会場でざっくばらんに、住まいの事。疑問に思っていることなどを
お聞かせ願えたらと思っております。
お待ちしております。
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*以下の展覧会は終了いたしました!
ご来場いただいたみなさまありがとうございました!
見学会予約事項
◯日時: 1/21(土曜日) - 22(日曜日) の2日間
10:00 - 16:00 両日共
※完全予約制です。
※会場の詳細については、後日 メール にてご連絡させていただきます。
【電話でご予約】 086-287-5037 (大角設計室)
【メールでご予約】 o-sumi(a)mx9.tiki.ne.jp (大角設計室) ((a)を@に変えて)
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