大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

間伐材

今日は森の話をしてみます。 間伐があまりなされていないために 里山が荒廃していきつつある状況は皆さんもご存知だと思います。そもそも「間伐」は隣接する木にのびていく枝葉が、生長を妨げる為 邪魔な枝葉を切り落としていく作業です。 ということは、隣…

とびだし注意

実測中になにやら背中に視線を感じます。 気のせいでした。 ゆあさ

Viva la お手入れ

ゆあさチーフを見倣って、連続更新です。みなさんそろそろ事務所日記でホッとしたいところだと思いますが、 アレの時期なので、今年もアップします。 今年初です。(→去年のアレ) 以上、ゆあさ先輩が開発した「ムーンウォーク芝刈り」でした。 月に芝は生え…

もうすぐ

気づいたらもう「ゆあさブログ」に改名してもよさそうな大角設計室ブログ。 更新率おそるべし。さて、 みなさん日食は見ましたか? 私は「現場にだれかメガネ持って来てないかなぁ」と期待して行ったら 職人さんは黙々と仕事。 諦めかけたらメガネ持参で登場…

再生柱脚元

うきうき 再生工事をするとき、耐震性を考慮し 既存の柱の下に、基礎を新しくコンクリートで設ける事があります。 既存の柱を新たな土台に差し込むべく、大工さんは寝転んで ホゾと呼ばれる突起物をノミで加工します。手前の柱は加工前。奥はホゾ付後です。 …

材料検査

適「材」適所 写真は再生工事の材料検査風景です。 新築工事の場合はもっと材料が多いのですが、 今回の現場は古材の状態がいいため、数える程度の新材を入れる事になりました。どんな木を使えるかを知って適材適所に使用する事は 家の仕上がりに影響すると…

木肌

この柱になる木は現在加工中なのですが、斜めにカドが落ちてる所に注目ください。 右と左で仕上げが異なります。古典落語のなかに「牛ほめ」ならぬ「家ほめ」なるものがあるそうです。 与太郎がお小遣い欲しさに家のいい所を見つけ 「畳は備後の五分縁で・・…

美しくてありふれた家

最近通い始めた現場の途中。 絵に描いたような日本の原風景に出会いました。日本にはこんな綺麗な物が、誰にも知られずにまだまだあります。 そして誰にも知られずに壊れて行きます。 近づくと、いまにも崩れるほど傾いていました。 テンコ盛りの握り飯が食…

おにがわら

再生工事の楽しみの話。 既存の鬼瓦を再利用する事が多いのですが、それぞれの家でデザインが違い とてもユニークです。 家のシンボルとも言えるもの(武士で言えばチョンマゲ?)ですから 解体時に丁寧に取り外してもらいました。 この鬼瓦達も、屋根上で長…

いもようかん

いただきました。 おいしくて、写真を撮り損ねそうになりました。漆喰の壁よりエッジがたっていなくてややカド甘し。 御馳走様でした。 ゆあさ

漆喰壁

日中はすこぶる暑くTシャツ一枚で現場にでていますが、 夕立が降ると、人間も庭木もシャキッとしますね。大角事務所の打合せをする蔵は漆喰が塗ってあります。 雨に打たれ、すこしヒンヤリしはじめた空気の中でみると 艶やかな壁にピーンと張りがましたよう…

無造作

僕もたまに事務所の華を生けるのですが 所長が無造作に入れた華。やぱっり何事も感覚ですね。 民家は人をおおらかにしてくれるのでしょうか。 ・・・・はやく図面描かなきゃ。 ゆあさ

季節の変わり目

書庫につづくアプローチ。 苔山のなかに碧色の実がおちていました。 もうすぐ梅雨ですね。 ・・・・はやく図面描かなきゃ。 ゆあさ

民家を壊さず残す。

只今・・・ 絶賛計画中です。 素晴らしくなりつつあります。 ここからどんどん良くして行くのは大変ではありますが とても楽しい作業です。 古く老朽化した民家をなおすということは、 一般的ではありませんから どのくらい費用がかかるか、どのくらい快適に…

茅葺き屋根

完成に向け後少し。長かったこの現場もほんとうに後少しで完成。 工事金額の調整。工事する上での問題点などをなんとか乗り越えられました。 竣工が楽しみです。ゆあさ

はじまり

ゴールデンウィークまっただ中ですが、サボリ気味なブログを更新しておきます。 はじめるタイミングを伺っていた工事ブログ!ようやく始まります!!桜が満開の頃に始まった新築工事。 お花見をするには絶好の敷地です! 来年は新しい家でお花見をしていること…

軸組模型

ゴッドハンド打合せに向け模型製作中。ゴッドハンド輝よろしく、写真後ろのゴッド姉ちゃん学生が ゴッドハンドでスタッフと一緒に作っております。 いつも学生の皆さん感謝です。ゆあさ