2013-01-01から1年間の記事一覧
年末に、ぼんやりと・・・ なんとなく、畳が恋しい いつになく、床の間に恋いこがれる ・・・・ そのように思うとすれば、それは日本人独特の感性でしょう。 私達のDNAには特別に刻まれているモノがあるのかも知れません。 それは 魂揺さぶる空間が何かとい…
引き渡し間近の再生工事現場です。雨ふりだったので色の無い写真でも。 障子の向こうは縁側なのですが、人が居るみたいにあたたかそうに見えました。 おの
今日もひとつ。 またひとつと、静かに家が壊されます。 小さな建物の再生は 素晴らしく豊かな家に甦る可能性を秘めています。 でも、自分の住んでいるこの家に 価値を見いだせずにおられる方がほとんどです。 また、設計者・工務店ですら手っ取り早く潰して …
オトコは背中で語る。 そんな感じです。 初めての工務店とのやり取りでしたが なんとか、かんとかここまでこぎつけました。 ひとえに、図面を頑張って描いたお陰だなと思います。 「図面をちゃんと描いておけば、ちゃんと建ちますよ。 みんな描かないからダ…
わんだふる。 ゆあさ
前回までのおさらい →いらっしゃ〜いへ 艱難辛苦のりこえて、もうすぐ完成です。 初めてみる高台からの光景は あまりに美しくて、 美しい光が祝福するようにそそがれて 胸がアツくなりました。本当に美しい屋根です。 民家の新しい種が徐々に実を結びつつあ…
県内アピール大使とかいいつつ県外ですが、お隣の福山市の現場です。夢に良く出てくるこの現場ですが、 ついに今日から柱が立ち始めました。 ここまでの道のりは長く険しかったです。 今回少し特殊な工法を採用したり、プレカットを導入したりしているため、…
先日「大角設計は県外が多いイメージがある」、と言われましたが、 岡山県内の住宅の仕事がいちばん多いんですよー。 県内アピール大使として、私も更新癖をつける予定です。 さて、今日は新築工事現場です。誰もいないのに上から物音がする…と思ったら、 上…
「ますますいい感じになったなぁ」 様々な現場に通っていますが、その道すがら 昔担当した家を見に、寄り道することがあります。 あの家で迷惑をかけてしまって無いだろうかという 心配も多少ありますが、それよりも冒頭の言葉のように どのように美しく成長…
このブログ前回のおさらい→古い家をなおすという事へ 古い家をなおしています。 現代建築では信じられない程 寸法に統一感がありません。柱の太さや、梁の間隔。高さ。位置。 それら全てが微妙に変化しながら建築が成立しています。工業製品なら規格寸法とい…
古民家をなおして設計する時、 昔は出来なくて 現代の民家がデザインについて楽しめること。 それは夕景です。夜灯りに浮び上がる白壁の蔵。 如何に白々しく無く、相応しく灯りを点せるか いつも試行錯誤です。 ゆあさ
仕事であたふたしているのをいいことに 「ゆあさ先輩が頑張っているし、まぁいっか」と思いがちですが、 何事も人任せではダメ、というわけで久々に更新です。 デジカメ電池切れにより、写真が携帯品質です。久々なのに。さて、完成が近づいている再生工事現…
このブログ前回のおさらい→改修工事を始める前にへ 古民家をなおしております。 古民家は、新築と違い長い間生活されてきたものですから ライフスタイルの変化によって必要に応じた改修が 住まい手によりチョコちょこ繰り返されたものがほとんどです。 解体…
スライドレクチャーに水の都 大阪にいってまいりました。 テーマは「環境」や「民家」だったわけですが 地方の建築家と、都会で活躍されている方のスタイルは違いますから 当然上記の「環境や民家」と聞いてイメージするものは 各人違います。 大角設計室の…
アベノミクス効果や消費増税の駆け込み需要で、住宅着工数が回復気味です。 日本の景気的にはいい事ですね。 ですが極端な着工件数の増加に施工サイドの職人不足・資材不足が深刻です。 安く・早く、採算性を気にし過ぎた家は長持ちしませんし、 一番家づく…
前回までのおさらい →ひいて見るとへ 山陽高校の90周年のながくのびたアプローチをのぼりきると ひそかなオブジェがお出迎えです。 壁面のタイルを担当した アーティスト川埜龍三氏による作品です。 10年前に80周年記念館をつくった時も 完成記念に 梟のオブ…
昨日のブログの続きです。節が無くて、高級な家でないといけないだとか、 フシがあっても安い家でなにがイケナイと仰る方。 それぞれごもっともです。 多種多様で良いと僕も思います。 が、ほんの少し工夫をすれば、もっと素晴らしい家にする事が 出来るので…
先日徳島に行ってまいりました。 設計監理の仕事の中に含まれる大切な業務内容として、 木材の品質チェックがあります。 木材の検査の主なチェック項目はいくつかありますが 住まい手にも分かりやすいのが「見た目」。 いわゆる「ムブシ」だとか「シホウマサ…
このブログ前回のおさらい→さてへ いよいよ再生工事が現場で動き出しました。 と或る 大安吉日。清めのお酒と塩をまきました。 そして本格的な解体工事はまだ先ですが 取り壊しの儀として、一部先行してこわします。 良い日取りを選んで行う訳ですね。 施主…
前回までのおさらい →いっぽんへ ついに全貌を・・・・ といいたい所ですが 何せ建物が長過ぎて写真に納まりきりません。 さらに・・・ さらにさらにひいてみると 10年前に大角設計室が設計・監理した80周年記念館。 余計に長過ぎて写真では全然おさまらない…
徳島の現場も年末に向けて慌ただしくなって来ました。 結構シンプルに見える大角設計室の建物も 実はつくりあげる為には細かい打合せが必要な程 細かい寸法の変化が随所に現れます。しかしながら、こういった大工さんとの打合せが 一番楽しいです。 材料の検…
このブログ前回のおさらい→ライブへ 今週から新たにプロジェクトが動き出します。 ブログ新シリーズ。乞うご期待。 このブログの続き →改修工事を行う前にへ ゆあさ
前回までのおさらい →まじかへ ベンチつくりました。 ながく、ながく。 4メートル程あります。 本当は2メートルづつ、分割してありますが 折角一本の大木から削ってつくっていますから 連続して並べると、模様も揃い迫力が増します。 無垢の塊を、ボンッ!と…
たくさん植栽をお願いしております。 将来森になるように。その中でも気になる今回の注目の木が・・・ (写真左中央のカラーになった箇所) フデ柿です。 とても小さくてかわいい実がなります。干し柿にすると、更にビックリするくらい小さくなるそうです。 ま…
釘。 くぎ。釘。 大角設計室は、色々な板を使います。 幅や長さ厚み材種のちがいや 天井・床・壁。外部につかうのかそれとも室内につかうのか。 であるならば 板の違い、空間の見え方にあわせて 釘も慎重にセレクトしなければならない時があります。文字通り…
前回までのおさらい →もちょいへ ビューン。という感じで ラインが入りました。 一気に学校施設らしくなりました。 植栽を加えていけば、もっと格好良くなるはずです。 たった一本の線が、雰囲気をガラッと変えてしまいます。 図面を描く時に、一本の線で一…
たまに出張しております。伊豆の施主に連れられて 念願の伊豆のワサビをいただきました。 ごちそうさまでした。 続いて東北を目指し北上。 途中下車して栃木県へ。 関東圏の仕事は 色濃く東日本・西日本の文化圏の違いを感じます。 最近勉強中のトラス。 格…
前回までのおさらい →ホバリングへ外観はほぼ終了 内装はもうちょっと。 このブログの続き →まじかへ ゆあさ
街中で現在建築を考え中です。 街中の仕事なので制約も多いのですが、楽しみです。 ゆあさ
前回までのおさらい →樹へ ブルンブルン。 ほばーほばー。 パシャリ。 右手に見えるのが80周年記念館。 左手にシルバーに輝く屋根群が 今回の90周年記念館です。10年前に設計した建物と今回設計した建物群。 なんだか学校に新しい村が出来たみたいで、 楽し…