大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

あたしゃあなたの

ご近所の方から 打ち立ての蕎麦をいただきました。 蕎麦とは何かを考えさせられました。何なんでしょうね。 ゆあさ

ニクいね!

徳島に来たら先ずは腹ごしらえです。 「王王軒」肉そば大。徳島はなぜか、ビックリする程 ラーメン屋の従業員の数が多いです。 厨房では、おかぁーちゃん達が手際よく働かれています。 さて現場。棟上げが済み、屋根じまいです。 今日はあることを確認に来ま…

雪の建築

いや〜。寒さと美しさをしこたま堪能してきました。 黒板と白雪のコントラストが良い感じでした。 雪が降ったときだけ、太陽の光が地面の雪にバウンドして 軒裏を照らすので、やわらかくて、ややさっぱりした 屋根・壁の表情になっています。 季節限定です。…

螺旋階段

くるくる まわる めくるめく空間体験。 滅多に設計しませんが、以前 螺旋階段をつくった事があります。 意匠のポイントとしては、 竹小舞とよばれる、民家の土壁の下地骨組みに使われる 割竹をつかっていることです。 民家のボキャブラリーを咀嚼して 現代的…

雨の建築

雨の日に、思わぬ建築の姿がたちあがるときがあります。 静かな雨音のなか、建築を眺めるのが好きなのは そんな理由からなのかもしれません。 ゆあさ

小住宅設計

大角設計室の展覧会等でお客さんからよくこう聞かれます。 「ちいさな家は設計しないのですか?」 実際はしています。ので 参考までに期を見てまた写真をアップしていきます。 一般的なイメージでは設計者は、普通の人が住むための家ではなく 特殊な人の為に…

畠瀬本店食品部

最近は店舗等、住宅以外の用途の物件も 担当することがあるのですが、 いつも思い出すのは、始めて本格的に担当した店舗物件です。 街中にぽつりと、豊かな庭があって 小規模な工事面積ながら、外構と一緒に整備することで なかなか得難い街中のオアシスにな…

なぜ古い家をこわさずなおすのかー中編ー

前回までのおさらい →なぜ古い家をこわさずなおすのかー前編ーへ この太い柱・梁を最初に見たときは 「生き物みたいだ」と思いました。重々しい小屋裏の暗がりの闇のなかに うねうねとうごめく丸太が、鈍く黒の光を反射していました。 最近の建築で、 人気の…

引き渡し

前回までのおさらい →光景へ ようやくようやく 残工事も終了し、引き渡しをする事ができました。 これからは、完成後のお付き合いがはじまります。 思いおこせば一年前、寒風吹きすさぶ中 建物の輪郭にそって張られた糸をたよりに こうした日が来るのを待ち…

ねじれ

このブログ前回のおさらい→シッソウへ しこたま世間を騒がしたコトバ「ねじれ」 じつは建築の世界でもねじれた木材は嫌われ者です。 大角設計室は好きなんですけどね。 家の住まい手にとって空間をより豊かに演出してくれる 自由闊達な丸太は、 ハウスメーカ…

設計前にわからないこと

徳島に来ております。一つ打ち合わせを終えてひと呼吸。 敷地を見て、現状を調査し、一回目のヒアリングです。 既存敷地模型と周辺を一部つくりました。こうやって施主の方にも、自分の家を俯瞰していただく事で 広い視点・観点から設計の可能性について考え…

ぴこぴこハンマ

ピコ。 そんな音がしたかどうかはさておき ここの現場の施主は僕と同年代です。 立派に棟上げ式の儀で大役をつとめていただきました。 おいしいおいしいみかんを年末にいただきましたが 年明けまで熟成するのを待って食べて欲しいと指示をうけており 目の前…

なぜ古い家をこわさずなおすのかー前編ー

このブログ前回のおさらい→ばってん承知之助へ この建物には、確かに「何か」が棲みついている。 言葉は悪いがバケモノのように凄みや畏怖の念を抱かせる何か。 よくこう言われます。 「こんなに大変な手間とお金をかけて」さっさと壊して 新築すれば良かっ…

シッソウ

このブログ前回のおさらい→骨まで愛して候へ あそこも、ここも、動きだしました。 長い正月休みの眠りから、いっせいに全ての現場が走り出しました。 さながらパドック状態。 さてこの現場は新築ですが、敷地は元は駐車場として使用されていた場所。 なので…

いざ、まいらん

本年も宜しくお願い致します。 昨年はこのブログともども御愛顧いただきありがとうございます。 仕事始めは、所長自ら点てた茶が所員に振る舞われました。 世が世なら恩賞を賜ったに等しい行為です。 では、本年も実りを得る為に頑張ります。 良薬は口に苦し…

2014

本年もより一層 楽しくパワーアップした民家を創りたいと思います。 宜しくお願いします。 大角雄三 大角雄三設計室 一同