大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

左官仕事

中庄のとある角地にて、ひとつの物語が始まっています。 これは下地のモルタル塗が終わった段階です。 遠くから見ても、近くでも見ても美しい仕上がりです。 仕上げはもちろんですが、見えなくなる下地まで手を抜かない。 丁寧な仕事振りです。 建物外部の左…

最小限に目一杯

2帖という最小限の空間「茶室」を作っています。 茶室は少し特殊な建築なので専門の京都の大工さんにお願いしています。 着々と加工は進み、コロナが収束したタイミングを見計らい、 仮組みしたものを見に行きました。 倉庫内で全部建ち上がってしまうほど非…

徳持耕一郎 鉄筋彫刻展

展覧会のお知らせです。 大角設計室で再生した”信岡フラットミュージアム”にて ジャズミュージシャンの鉄筋彫刻で著名な”徳持耕一郎”さんの個展が行われます! nobuoka-museum.jimdofree.com このミュージアムでは文化財を地域に開いてどんどん活用しようと…

おもしぇなや~

結構前から、 あーでもない、 こーでもない、 いないないな、 と、 なやみながら進んでいるプロジェクトがあります。 画像は最初期のものなので現在はもう少しまとまってきていますが 計画しては一服して、 ちょっと眺めて、 それで調整したり、 思い切って…

いいいすいいっすね

椅子をしりあいの家具屋さんにつくってもらってます。 今回は今までよりもすこし趣を変えて ライトな感じで微妙にリニューアルです。 実はこの作ってもらっている椅子は もともとイギリスで100年ほど前につくられたオリジナルの骨格を 現代的にアレンジしな…

少しづつ、と、目一杯

大工工事がどんどん、そして、じわじわ 様々な工程を注意深く乗り越えつつ現場は続いています。 写真を見て、クレーン高すぎじゃない?と思った方。。あなたさまは、目ざといです。 建物の屋根を遥かに越えて伸びるクレーンは 建物の規模を密かに教えてくれ…

ジュウ・ク

なにやら謎のプロジェクトが進行中です。 形状イメージのきっかけは 田舎にありふれた 自然に飲み込まれそうな人間の営みを ごくわずかに拡張していくその、家の外での出来事をヒントに建築化します。 家の中だけが棲家ではないはずです。 有りあわせた最小…