再生住宅(京都)
7/7(日)におこなわれました、京都での完成見学会を 無事に終えることができました。大勢の方にご来場いただきまして 建設的な会話を行うことができました。 施主の方にも感謝いたします。 完成した時に、周囲にたいしてどういう効果をもたらすのかを 確認す…
見学会が今週末になりましたので、もう一度告知いたします。 内覧会詳細日時:7月7日(日) 10:00〜16:00 場所:京都府南丹市問い合わせ :大角設計室 TEL086-287-5037 :Eメール o-sumi@mx9.tiki.ne.jp もしくはホームページから 【 大角雄三設計室】 問い…
先週予告しておりました 京都の再生工事の見学会日取りが決定しました。 見学希望者の方はお気軽に 事務所までメールか、電話にてお問い合わせ下さい。 内覧会詳細日時:7月7日(日) 10:00〜16:00 場所:京都府南丹市問い合わせ :大角設計室 TEL086-287-50…
見学会を企画中です。築100年程の再生工事。 まだ不確定なのですが6月末かもしくは7月初旬に開催を考えています。現場は京都市内から車で30分ほど北上した場所です。 詳細が決まり次第、アップしていきます。 関西方面の方に是非見ていただきたいと考えてい…
京都の現場です。正面側外壁は主に漆喰仕上なので少し、明る過ぎる印象だったのですが 格子が入って落ち着きが出てきました。・・・なんて、思ってたら 玄関に「!?」謎の 赤い紐。 幸せの鳥ツバメがやって来ちゃうようで、 防止策として現場の方が取付けて…
京都の再生現場です。 漆喰が円くなって、光がまわって、空間がヒロシ。いい感じです。 ゆあさ
京都の再生現場です。 どんどん左官工事が仕上がってきています。 写真は階段をのぼって二階の通路部分です。 列柱のスリットから光が、差し込み 漆喰の壁がその光をやさしく室内に広げます。 光がとんで 僕の担当現場ではあまり経験が無いのですが、 この現…
京都の現場です。 この住宅は何故か玄関のある建物正面ではなく 裏の路地沿いに面した側の雰囲気が近所で評判らしいです。 どうも、仕上材を焼杉板一色にしたことで 漆喰の仕上の多い京都の民家群の中でひときわ 焼杉板の深い黒色が目立っているようです。 …
京都の現場です。足場が邪魔でわかりにくいのですが、 吹抜け越しに天井・小屋組を見ています。 玄関を入ると吹抜けがあります。 上部には既存の黒光りする構造材と 新たに設けられた竹。 そしてその竹のスキマから光がおちてくるようになっています。 玄関…
京都の現場です。 二階部分はだいぶ左官工事が進んでいます。 漆喰の色が何だか冴えないなと思い じっくり見ると、やはり真っ白ではありません。 ややクリーム色です。 白色じゃ無いのには理由があります。 おそらく、割れ止めの為の藁スサを多く混ぜた為だ…
いつも、建物の写真ばかりを載せてブログを書いているので 堅い記事になりがちなので、今日は漫画について書きます。 肩の力を抜いてお読みいただければと思います。 大ヒット漫画「テルマエ・ロマエ」。 昨年度の漫画大賞に選ばれて、映画にもなり大人気と…
再生工事現場に土が塗られました。 「土」は大角設計室で、仕上として採用されることの多い素材です。 土は塗る人によって、仕上がりの質感が千差万別です。 この現場では「中塗り」(ナカヌリ)とよばれる状態で、あえて留めています。 一般的には「下塗り」…
民家には色を楽しむ文化が存在していました。 柿渋・漆・ベンガラ等、天然の色を木材に施してきました。 天然の色は段々退色して色が薄くなっていくのですが、色に「ふかみ」があります。この柱は、ベンガラと漆を混ぜたもので再塗装して 京都の現場に運ばれ…
現場に行ったら電気屋さんがでっかいキシメンを食べているのかと思いました。 よ〜く見ると・・・ 各部屋への配線を束ねている最中でした。 たいへんな仕事です。 こんな几帳面なこと僕には出来ません。「こうしないと、訳分かんなくなっちゃいますからね」…
プロの間取りと一般的な間取り 住宅をつくる時、一般的に最初に考えるのは「平面図」平たく言えば間取りだと思います。最近では、簡易CADソフトが格安もしくは無償で出まわり 設計のプロでない方でも,そうしたコンピュータの技術を利用して こんな住宅がい…
京都再生工事での設備業者との打合せの様子です。 浴室の浴槽の据付け方の打合せをしています。 県外の業者なので、現場に行く時に現場に来ていただき、 打合せをしています。設備屋さんに任せておいても 使用上は何ら問題がないものが出来上がると思います…
今日は趣向を変えて、現場で使われる「モノ」にフォーカスします。 現場ではよく見かける、この物体。 左官職人さんが主に使うものですが、 漆喰を捏ねたり、壁土を捏ねたりする為の受け皿です。名前は何と言うか皆様ご存知でしょうか? ヒントは名作漫画「…
おいでやす42日目さて今日から10月です。 大角設計室ブログまるまる一ヶ月更新する事が出来ました。 みなさま御愛顧ありがとうございます。ですが、実は連続記録が始まったのは8月23日からなのです。 だからなに?っていう雰囲気なくはないですが、それだけ…
京都の現場では二階の天井が仕上段階にはいってきました。 竹を天井の傾斜に合わせ貼っていくのですが これが想像を絶する手間がかかると、大工さんからよく言われます。 その工程の中でも大変なのが・・・ 写真の彼が何をしているかおわかりでしょうか? 割…
再び京都の現場に行ってまいりました。 今日は屋根の軒先のデザインについてブログを書きます。 この現場は横に建物が長い住宅です。 そこでアプローチから見た時に水平のラインが強調されるようにデザインしました。その水平に見せるデザインの一つがこの瓦…
京都の現場では 僕の現場では初めての試みが行われました。 鬼瓦の部分中央に 施主の方の家紋を入れました。 施主の方と瓦職人の方が親戚関係にあるため、 この家の再生工事を担当していただき、繁栄を願ってお祝いに入れていただきました。 日本の家紋のデ…
設計者は一般的にものをつくりません。 よくTV等では設計者自らノコギリや金槌をもって 現場でものをつくったりしている姿が放映されていますが・・・。職人さんの技量・経験に多くの出来映えが左右されます。 失敗の許されない現場で、設計者の声に耳を傾け…
最近問い合わせがよくあるのですが、 古材を売れば、幾らくらいになるでしょうか?という内容のもの。古い材料を買い取ってくれる業者が数あるようですが 経験的に、見積をしてもらうと、そういった時に発生する古材の解体手間というものが 結構お高くつくこ…
京都の再生現場にいくとしばらくこんなものが柱にぶらさげてありました。 「堪忍」 か・ん・に・んと書かれたその札を下げたのは、この現場の施主さん。 曰く 「これから、いろいろ無理な事をいったり、大変な工事で迷惑かけますが 堪忍して、力をかしてくだ…
さて、昨日の連載に引き続き京都の再生現場です。 この現場は居間の上の構造材がどう仕上がるか楽しみです。 上写真は二階から下を見下ろした状態。 一階から見上げるとこんな感じです。 黒い丸太の上に、木地のままの新しい角材が取付けられています。 下に…
さて久しぶりに京都での再生工事のブログ更新です。この現場も順調に進み現在は屋根が葺き終わった状態になっていますが、 今回は屋根を葺く少し前の状態をレポートします。 写真は二階で撮ったものです。 屋根の力を柱に伝える為の桁(ケタ)とよばれる構造材…
京都で甦える古民家 京都でも古民家再生工事がはじまります。初めて大角設計の仕事を請けていただく、地元の施工者も前向きな方ばかりで、 これから成す一大事業にスクラム組んでいきたいと思います。施主の方もやはり関西方面だけあってトークセンスが抜群。…