大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

GO TO 宮城 観光編

宮城出張イベント

初日にやるべきことをやりきったので

残った1日で宮城満喫ツアーをゆあささんが慣行してくれました。

 

まずは日本三景松島へ

松島の海を見てご婦人方が

「松島やなぁ」

「ああ~松島やなぁ」

「松島やわ」

とかなんとか

 

そして松島は実は石窟王国

いたるところで石がくりぬかれています。

仏だったのか風化してもはやよくわかりませんが

掘り方に計画性が無くてラフな感じが

逆に自然とセットの彫刻のように思えました。

鎌倉時代に掘り彫りされたそうですが

桃山時代の過装飾な瑞巌寺とは対照的で面白いです。

 

バッチリ牛タンを堪能して次へ!

 

 

みちのく湖畔公園のなかに東北6県の民家が集まっているので、

そちらへ向かいます→

これは山形の民家

茅葺から除く窓がめんこい!

3次曲面の造形も茅葺ならお手の物です。

図面を書くとしたら、どうやって寸法を出そうか、

難しい仕事になりそうです。

東北は寒いので囲炉裏が無数にあって

煤で黒々としています。

 

これは岩手、遠野から来た曲り屋。

左が馬屋で右が主屋です。

縁側が抜群に気持ちよかったです。

ゆあささんとおばあちゃんのツーショット

東北ゆかりの昔話を聞かせてくれました。

(ネイティブのどんどはれも聞けました!)

これは宮城県の農家

エレベーションがいぎなしきれいだなぁ

右側の馬屋が半間ほど後ろに引いて、主屋を引き立たせてます。

梅雨時期なのに晴れに恵まれたのは

このテルテル坊主のおかげかな?

それともおばあちゃんのどんと晴れがきいたのかな?

ともあれ抜群のプロポーション

所長も思わずスケッチ!

完成が楽しみです。

中の座敷にもたまげました。

東北の神棚はほんとうに凝った造りです。

厳しい地に建つからこそ、祈りに対する真摯さが感じられます。

 

 

旅の最後は「アキウ舎」へ!

大谷石を模したクランチと

アイスのハーモニー

 

なんだかんだで食い倒れツアーの宮城でした。

東北は飯がうめごだ~

 

うえにし