ただいま金額チェックして、調整しています。
設計事務所も工務店も、ハウスメーカーも、大工さんもみ〜んな
工事金額を計算し、設計します。
でも設計事務所が行なう金額計算・調整は他者がする場合と
大別して2点違いがあります。
1「第三者的に適正金額を割りだす」
適正金額を「第三者」として確認する事。
設計事務所は工事を「監理」する立場であり
工事を「施工」する立場の他者と異なります。
2「コストパフォーマンスと最終形態の強いイメージ」
数字(金額)をチェックすると同時に
金額減額に伴い、変更・影響する形のイメージが誰よりも鮮明です。
例えば同じA工事とB工事が同じ100万円でも、
全体のバランスで考えるとどちらの工事にお金をかけるべきかを
設計事務所は考えます。
それはたとえるなら、サッカー日本代表の監督のようなポジションです。
世界一のチームとは、どんなモノでしょうか?
レギュラー全ての年俸が世界ランキングで高い順に揃っていることでしょうか?
そんな単純な話であれば、監督なんか必要ないですよね。
選手によって年俸の差はバラバラでも、ポジションや
対戦相手、チームバランス等様々な要素に対して的確に
選手を配置し、目指すべきチーム像へと編成すれば
素晴らしい成果を得る事が出来ます。
如何に減額出来るかで
設計事務所の力量は推し量る事が出来るのではないでしょうか。
ゆあさ