大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

俯瞰してみた

いま計画中の現場です。
現場へ通って、ただ中に建つ「蟻の目」の視点も設計者には大切ですが
もうひとつ大切な視点があります。

それはもう少し、広い範囲に視野をひろげる「鷹の目」の視点です。





てなわけで、俯瞰して参りました。
この街のとある場所に建てるわけですね。

近い視点のときと、遠い視点の時には思考回路がガラリと変わります。
この両方の視点がバランスが良いと、
固有性がありながらも客観的・論理的にも整理されたいい案になります。

口で言うのは簡単ですが、なかなか一生修行が必要な分野ですね。
だいたいが、「視野の狭い」案になりがちです。





施主の方との打合せで使用している模型も同様です。
設計者は、自分の体を大きくしたり小さくしたりしながら
模型の内外を探検します。

それと
単純に建物を俯瞰するのは楽しいですしね。



いやーーーーー。

それにしても瀬戸内海って綺麗ですね。
単に俯瞰してみるのもいいっす。


ゆあさ