今日は竹のついてのお話です。
木賊。
この漢字が読めますでしょうか?
「トクサ」と読みます。
ご存知、小さな竹のような植物ですね。
[凸凹]
竹や自然の丸太は節等があり、表面に凹凸があるので
二本・三本と横に並べていくと
ピッタリそぐうことはありません。
節があるところと無いところでは大きさが違うのでスキマが発生します。
そうした状況になるのを防ぐ為に
わざわざ節の部分を削りスキマ無く貼っていく仕上を
「木賊貼り」といいます。
日本人のもつ独特の感性によってうまれた仕上ですね。
スキマがあいてても、それはそれで美しいのですが、
その微差に注目する。かといってこれ見よがしではない
上級仕上です。
ゆあさ