大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

水の如き

壁。
建築家は 「壁」 に付いて何を考えているのでしょうか。

壁は元来美しい物でした。
貧しくても素朴で、手を合わせたくなるような。


いつしか壁は、地震に強いというふれこみを満たす為だけの「商品」と
なっているのが現状の住宅産業では無いでしょうか。


眺める事もかなわない家。


・・・。
「丸太や木を見ているだけで」すっごい嬉しいんですよ。
と笑いながら、施主の方に言っていただけて
しみじみ壁を見つめました。


今日の徳島は避難勧告が出る程の強い雨
壁に雨音が染み込んで、印象的な雰囲気。









そう。なにげなさに美があるからこそ
感謝できるんだろうなぁ。

さながら
少し太めのもやしのように。


太陽軒 チャーシュー麺 小


ゆあさ





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