県外の仕事依頼がなぜ多くくるのですか?
結構そう聞かれます。
施主になるかたが、どういったきっかけで大角設計に依頼いただくのか。
きっかけは、建築雑誌に載っている情報を見て、という方が
インターネットで知ったという方より多い気がします。
インターネットには現在家づくりに役立ち「そうな」多くの情報が溢れています。
それらを自由に検索して人々は、自分の嗜好にあった家をつくる可能性が広がるように思います。
でも実際は、家づくりの工事を多く受注している工務店やハウスメーカーは
一般の方の検索方法を解析していますので、しらぬまに大勢の方が、「ほとんど同じ情報に誘導されます。」
インターネットで家を建てる方が検索する時、検索するキーワードの一つに
「自由設計」「注文住宅」というものがあります。
設計事務所につとめている私からすれば、思いもしないような言葉です。
そういった使用頻度の高い検索キーワードは、チラシや家づくりの指南本に頻繁に出てきます。
でも立ち止まって考えてみれば、「自由設計」ってへんな言葉ですよね。
「設計」ってもともと自由なものですし、それを可能にするためにプロの意見を加えるのが
本当の設計士の技量ではないでしょうか。
お客さんのいったままをカタチにするから設計料が無料なんて、なんだか責任放棄みたいで
国家資格保有者がするべきことでしょうか。
お客さんもつくる側もお互い不幸ではないでしょうか。
本来はこんなことを設計事務所は書くべきではなくて、もっと
建築の豊かさや、レベルの高い楽しい話をしないといけないと思います。ですが
だんだん、家づくりがコンビニ感覚で売買される世代の雰囲気に飲み込まれつつありますから
そういった事を大勢の方に知っていただき、家づくりの選択肢を少しでも
一般の方に知らしていくことがこれからは大切になっていくかもしれません。
ちょっと脱線してしましましたね。
話をもとに戻します。
大角設計室が気になっておられる方でも、
最初はやっぱり依頼するのをためらわれるそうです。
「こんな遠い場所で、住宅みたいに小さな仕事を頼んでもいいものかな?」
■物理的に遠いということで生まれる、設計監理のコミニケーションの不安。
□県外ということから発生するであろう経費の不安。
■仕事規模が小さい為に自分達がそこまでして大角事務所に頼むのは失礼ではないかという思い。
□一回話をしてみて話が合わない場合断り辛いのではという不安。
まあそういったことが施主の方には心の負担になると思います。
ではそれらを私達設計事務所はどうやって解決するか?それは
「一度、実際にお会いしてみる」
それにつきます。
やはり顔と顔をあわせて心を通わして信頼関係が得られるかが大切だと思います。
県外の方からの依頼の場合、率直に
「仕事を依頼するのは可能でしょうか?」
というメールがはじまりです。
その後お会いして、様々な不安をぶつけていただきます。
基本的にその会いにいくプロセスは無料です。
施主の方が、なぜわざわざ大角設計室に頼んでいただけるのかを
私なりに考えるとやはり、「大角設計にしか」出来ない家を共に創っていけるから、
であろうと思います。
今年も多くの民家の種が、全国から芽吹く予定です。
みなさんのお住まいの大地にも、民家の種をまくことがお手伝い出来るなら
これ以上ない喜びです。
ゆあさ
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