大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

学校建築


おかやま山陽高校で設計者有志による勉強会が行われました。
もう少し先になりますが、住宅を作る時に関係して法律が多少変わります。
その為に備えあれば憂い無しとのことで、勉強会を開催しました。

中四国から勉強会に参加する設計士が集まりました。
設計者があつまると、先ず最初に必ずすることがあります。

それは何か?おわかりになりますか。


正解は、まず「建物を見る」ことです。
勉強の準備そっちのけで、まず建物、家具、看板などをみて
一通りみて最後に教科書です。


建築家あるあるですが、食事に入ったお店でも
建物等をひとしきり見てからメニューを見るのは最後の最後。
なんて言われますから職業病ですね。



学校建築は、それも特に建築やデザインを勉強するための学び舎は
せめてワクワクするような建築物であって欲しいなぁと思います。

建物そのものが教科書になればいいですね。


今回勉強した内容も、
地球資源を大切に受け継ぐ為の講座(所謂省エネ)だったわけですが
学校というのは、先輩から後輩へ受け継がれ続けることを初めて意識する
公共建築であると言えると思います。

もし、日本中の校舎がそのような体験に相応しいものになるようなら
すばらしいですよね。


大角設計室