いただきました。
鰆(さわら)です。
魚編に春と書きますが、実質の旬は冬が一番脂が乗って美味いと思います。
岡山ではとても愛されている魚です。
だから岡山の市場に卸される鰆のみ
漁師の方が特別に一匹一匹つり上げるそばから
船上で箱詰めされていきます。
そうすることによって、足が早く痛みやすい特性を持ちながらも
岡山では、新鮮な状態のいいものを刺身として食べることができます。
この頂き物も、そういった手当をされた極上のモノで
肌理がしっとりしていて、別各の美味さでした。
贈り手の方の目利きの素晴らしさ!
木材でも、山の中から切り出された材料を
じっくりと寝かせ乾燥させ
適材適所に木配りできる、「木の目利き」であることの難しさ。
食べ物なら食いしん坊が目利きへの近道であるのと同様に
木を知り、好きになっていきたいものです。
・・・とはいえどう考えてもこの文章は
木よりも食べ物への執着が強いように感じられなくはないですが。
日々精進ですね。
ゆあさ