設計のしごとはこれから、創造するカタチを決定し
工事中は最終形に近づくように進行状況から最終形を想像します。
故に工事監理に行った時に、「!!!」と
もの凄くこの現場は良い物になった。と、想像(妄想)が膨らみ過ぎて興奮する事があります。
そういう瞬間が来る事を確信して仕事をしているわけですが
やはり、実際にそう感じられる瞬間は嬉しく思います。
監理の中でカタチが「いいね!!!」
となる場合もあれば、空間のバランスが絶妙で「いぃ!!!」
となることもあります。写真はテーブルの天板ですが
現場で最終決定した寸法によって、食堂の空間に大きさがピタッとハマりました。
またあるときは写真の様に、素材に対してそれを感じる事も出来ます。
クリの大きな柱を加工中です。
八角形にカタチを整えるのですが、そうする事で四角四面のキチンとしたカタチに比べ
クリの木目のやや野趣溢れる素材感と形状の相性がリンクしやすくなります。
勝手に現場で「むふふ」と笑っています。
想像したイメージが当初イメージの図面よりも良いものになるように。
想像する事により、創造的な仕事の一部につながるようにしないといけませんね。
ゆあさ