大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

come on

京都の現場では
僕の現場では初めての試みが行われました。


鬼瓦の部分中央に
施主の方の家紋を入れました。



施主の方と瓦職人の方が親戚関係にあるため、
この家の再生工事を担当していただき、繁栄を願ってお祝いに入れていただきました。


日本の家紋のデザインは
マークとしてシンプルでありながら、装飾的な華やかさも兼ね備えおり
先人達の美意識の高さ・遊び心の豊かさを感じます。
こういった伝統も残していきたいと思います。


っあ、でもこれ見よがしにではなく
注意しないと見えない箇所についているので
殆どの方は気づきません。

しかし、目に見えることも大事ですが次の世代に引き継ぐ時に
こういった家の「物語」を一緒に引き継いでいけるのは素晴らしいことだと思います。



ゆあさ