これまでのブログ記事のおさらい
どんどん工事はすすみます。
広島の現場です。
無事に棟上げも終わり、冬将軍が来る前に
一気に屋根を仕上げていきます。
壁や、屋根のない家の形は
一般の方にはよく分からない空間なのですが、
私たち設計者にとっては
自分たちの設計の良し悪しが、一気に立ち上がってくる瞬間であり
今後の修正点や、うまくいった場所などを
どのように仕上げていくかの、再スタート地点となります。
さらに、さっき立ち上げられたばかりの大黒柱に
真新しい御幣の祀られた空間の下で
施主の方のこの家への思いを引き継ぐ場所でもあります。
この日とっても寒かったのですが
施主の方から心を尽くしていただいた思いを
今後の工事に引き継げるようにしないとなと
心を新たにすることができました。
気分はもう
力もち助友ですよ。
外はサックサクの歯切れで
中が程よいもちもち感。癖になります。
いつかこの道を家族が歩いて家に帰るとき。
「さあ、お家に帰ろう」と
楽しく思える家にしたいと思います。
ゆあさ