前回までのおさらい →着工へ
うちこんでいます。楔を。
楔とかいて「クサビ」。
クサビとはV字型の断面をした木片の事です。
それを柱材に打ち込んでいます。
こうする事で、いいことがあります。
大きい木材を使う場合、
木材の中心まで乾燥させることが難しいのですが
クサビを入れ柱の中心までヒビを入れる事で
芯を外気に触れさせ乾燥を促します。
そうすることで、余分な水分が抜け強度が増します。
大断面の木材なんて最近はあまり見ませんから、
一般的な光景ではないですね。
サッカーなどでクサビのパスなどという用語が飛び交いますが
その場合の意味は、上記と全く逆で切り離すのではなく
つなぎを良くする意味なんですよね。
不思議です。
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ゆあさ