大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

設計者の意図


野暮用で、久し振りに
おかやま山陽高校に行ってきました。




建物に人を案内する時に
いつも思う事は、
設計者の意図を人に伝えるのは難しいナァということ。

そもそも建物は、使う人達のものであり
知る由もないとはおもいますが
設計者の意図を知ると良い事もあります。




なぜこのような形にデザインされているのかを
設計者が解きほぐすことで
使う人達に愛着や感動を与える事が出来るなら
それはそれで大事な設計者の役目のような気もします。




だけど本当は言葉を超えたところの
感動を、設計者の知らぬところで
利用者と建築自身が共に育めていけることが一番大事です。


久し振りに見る我が子(建築)は
逞しく、元気そうで立派になったなと思いました。
お前の良いところは僕が一番知っている、と。









ゆあさ