徳島で人形浄瑠璃を拝見しました。
写真はこの話を象徴する一場面。
娘が母を捜してはるばる阿波から大阪に出てきたのに
訳あって、母親は実の娘を前に名乗り出ることかなわず、
今生の分かれと相成ります。
ピンと張りつめた、母娘を繋ぐ白い糸。
見事な演出。
設計した家にも、同様に
各々の家を象徴する場所が秘められています。
この家であれば、家の中心に据えられた、大きなテーブルです。
それは空間を陰日向に彩り続けます。
空間と美しさを結びとめる
ピンと張りつめたものとなっています。
ゆあさ
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