大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

現場現場現場

もうすぐ2015年も半分近く経つのだと思うと震える思いです。
テレサには申し訳ないけど、時の流れに身をまかせてちゃダメですよ。

さて、ネタなら消化できないほどありあまってると噂の私が
進行中の現場を一気に紹介します。

1)今月中には終わる予定と噂の福山の現場です。
図面を描き終えたのは2年前。数々の現場に抜かされて行きました。

若棟梁も終わる実感が無いと言っていましたが、ついに出来上がるのかと思うと泣きそうです。


2)最西端の大分の現場です。車で行ってるの?と聞かれますが、新幹線で行ってます。


この女性の職人さんは、基礎の時からずっと活躍していて、この日は小舞を編んでました。
土壁を塗る家が少ないので小舞は左官さんが編む事が多いんだとか。
メーカー指向の安さと効率が要求される条件下では、技術の継承は難しい問題です。

この日の午後は瑕疵担保保険と役所の中間検査を2連荘で受けました。
民間に比べて確認申請も厳しかったのでかなり緊張していたのですが、
無事終了したことで、ほっとして泣きそうでした。

3)事務所から車で30分以内の現場です。
順調に外部の仕上げや内装が進んでいます。

ちなみにこの現場は難しい図面のせいで大工さんが泣くそうです。ほんとかな。

どの現場も施主さん、職人さん、工務店、役所の人などなどエネルギーがぶつかる場所なので、
設計から完成までの間に、それぞれ大きなエネルギーを使います。
使っても使っても無くならないエネルギーが欲しいです。

おの