大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

山口敏郎展覧会のお知らせ

かなりご無沙汰の更新です。

と言いますのも缶詰状態で図面を書いており

しばらく現場から遠ざかっておりました。

 

建築はまだ見ぬ作品に対してお金を支払っていただきます。

普段の買い物とは順番が違います。

そしてとても大きな買い物です。

 

デザインや性能に始まる細分化された無数の変数に対し、逐一反応する総体が“建築”です。

複雑すぎて数値化できないものを正確に想像してもらうために、

図面を作り、模型を作り、手を動かしています。

判然としない不安が、少しでも和らげますように。

 

 

そしてもう一人、数値化できない事物へ挑む作家、山口敏郎さんの展覧会が始まります!

 

場所は廣榮堂倉敷雄鶏店。

自分も展示設営をお手伝いしました。

 

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試しに空間に自身の作品を置いてみる。

それに空間が答える。

 

感性のみを頼りに対話を重ね

水滴のメタファーである青い丸が

調和しながら離散しています。

 

山口敏郎「滴–雨は見えるか?–」

岡山県倉敷市本町5−22

廣榮堂倉敷雄鶏店2階

刻の美術館

で開催しております。

 

会期は6月12日から6月23日です

 

そして同時開催で松琴寺でも展示が行われます。

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苔むした禅寺に浮かぶビビットな蝶

緑と赤の補色関係が御本尊を祀る空間を劇的に変質させています。

 

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大角事務所新人のさの君はカメラが得意で

作品の記録係として大活躍しています!

構えが様になっています!

 

その他にも様々なインスタレーションが寺を埋め尽くしています。

 

山口敏郎「無限雨」展

岡山県岡山市中区門田本町4丁目2−29

松琴寺

open:11:00〜15:00 17:00〜20:00

こちらは6月14日から6月18日までの開催です。

 

 

山口さんの作品は

様々な解釈を包括するおおらかさ

ミニマルアートのような、でもそれにしては野生的な造形や筆使い。

芸術の原点である感情や感性が脈々と息づいています。

 

どちらの会期も短めなので是非お早めに!

 

うえにし