大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

はいきん

なかなかブログ更新出来ずお茶をニゴしておりましたが、 →記憶を呼び覚ますためクリック 前回の新築工事おさらい

現場ネタがたまる一方なので、すこしづつですが更新します。

さて、新築工事の現場にて。


前回までは屈強な者達によって、
建物の基礎部分の準備が進められておりましたが
今回はいよいよ基礎編完結です。


現場にてコンクリートを流し込む、型枠を組みたてています。
その時に、一緒に鉄筋も組上げていきます。

そうして出来上がっていく様子を敷地から少し離れて見ると・・


何とも大きい住宅の基礎!
と、近所を散歩する方から言われるそうですが、
床面積自体は見た目ほど大きくありません。
建物を分棟にし、それぞれに距離をとって、その間が中庭になるように
計画されているため、基礎の配置が大きく見えるのです。


基礎の鉄筋の太さ・間隔・位置。
そして型枠の位置・コンクリート基礎の高さ。配管の通る位置等をチェックし、
いよいよコンクリート打となります。



コンクリート打は二回に分けて行います。
一回目を打った様子はこうなります。




まず、基礎の一番下の部分にコンクリートを流し込みます。
そして固まってから、今度は立ち上がり部分を作るために
一回目の時と同様に型枠を立ち上げます。


そしていよいよ二回目。




写真は浴室部分の基礎にコンクリートを流し込んでいる様子です。
おにぃチャンがこっちを見ているようですが、気のせいです。
コンクリートの流れ具合を確認しており、真剣そのものです。
コンクリートを積んだポンプ車からホースがのびてきており、
そのホースを職人さんが抱えながら型枠に流し込んでいきます。




老いも若きもが入り乱れて基礎工事に取り組んでいました。
ベテランの職人さん達は黙々と、若い職人さん達は怒鳴られながら。


この日はとても暑く、大変な作業でした。




建物が完成する頃には、そのほとんどが隠れてしまうというのに、決して手を抜けない工事です。
職人のみなさまご苦労様でした。

次回は基礎工事中も着々と進む、大工さんの加工場をレポートします。



ゆあさ


→次のつづきにジャンプ! すみつけへ