大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

地方の建築家がなすべきこと

四国徳島県から海を渡って
建築家の新居さんがやって来られました。


地方で活躍されている建築家は
とてもアグレッシブな方が多い気がします。

さまざまな話題があがりましたが、
一つの話が印象に残りました。
地方には地方のやり方があり、
そのやり方を実践していくことで
個性的で、風土に根ざした本当の豊かさを持つ建築が
出来るのではないか?

民家というその土地でしか発生しなかった形を
日々学ぶにつれて、まさにそのとおりではないかと思います。

最近は何かと耐震性や、環境、断熱性等を
一律に法的に規制する動きが活発になっていく中で、
そうした法律が一旦出来てしまうと
北海道も沖縄も同じ原則で建てられることになります。


そうならないためには徳島の建築家、新居さんのように
地方から日々感じていることを発信していかないと
いけないのかも知れません。




ゆあさ