大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

DJバンブー

京都の現場では二階の天井が仕上段階にはいってきました。


竹を天井の傾斜に合わせ貼っていくのですが
これが想像を絶する手間がかかると、大工さんからよく言われます。
その工程の中でも大変なのが・・・



写真の彼が何をしているかおわかりでしょうか?
割竹のササクレを削って落としています。
一本一本。
完全にはとれるものではありませんが、これをしておかないと
あとでササクレだらけの、とんでもなくダラしない空間になっていまいます。
カンナ派とサンダー派があるようですが、どちらにせよ大変そうです。

秋日はつるべ落としですから、あっという間に日が暮れてしまいます。

京都の若い子はサンダー派です。
今週一杯は竹にスクラッチをきめている事でしょう。
次に現場に行くまでに天井が仕上がっている事を願うばかりです。


ゆあさ