京都の現場です。
正面側外壁は主に漆喰仕上なので少し、明る過ぎる印象だったのですが
格子が入って落ち着きが出てきました。
・・・なんて、思ってたら
玄関に「!?」謎の
赤い紐。
幸せの鳥ツバメがやって来ちゃうようで、
防止策として現場の方が取付けてくれています。
念を感じますね。
普段は扉を閉めているのですが、
玄関土間を仕上げる時にどうしても、扉を開け放つ必要があり
その僅かな間隙を縫って幸せを運んでくれます。
漆喰を塗っている状態に、フンを落とされる心配があるので
なかなか対応が難しく、いつも悩まされます。
しかし、ツバメ舞い込み事件があった時
玄関を入ったツバメは、そのまま玄関土間吹抜けを上昇したようですから、
設計意図を存分に味わえるルートを選択したようです。
竣工後、ツバメの様に、
この家の玄関を訪れた人々の視線が
滑らかに上昇し、
空間の楽しさ・美しさを味わっていただけたら嬉しいなと思い、完成を待ちます。
この吹抜けにはもうひと工夫加えて完成です。
ゆあさ