いかまいかメンテナンス。
以前建てた建物メンテナンスにいってまいりました。
大角設計室のかなり初期の頃の作品です。
住まれてかなりの歳月が経ちましたので、シックイのヨゴレや
外部建具の調整等を今回おこなうとのことでした。
そこで様子を確認にいきました。
外部の木製建具を動きやすいように調整し
一部新設したのですが、
「そこを変えただけで、なんだか新築みたいな感じになってね〜。うちもまだまだいいじゃん。」
とおっしゃっていただいていたのが印象的でした。
「改修する箇所のみが新しくなるだけ」ではなく
「改修した場所と同様に建物全体の魅力が甦る」必要があるのですね。
メンテナンスする価値があるだけの、
そもそもの建物の力と言うか魅力をもたす設計にしないといけないのだなと痛感しました。
住宅を長い間綺麗に使っていただいており、とても嬉しく思います。
カ・ン・ロ。
ちなみに
この建物は大角設計室に来ていただいた方には少なからず関連が有るかも知れません。
それはなぜかとう言うと、大角設計室でお客様にいれるお茶は、この施主の方のお店で購入しています。
そんなこんなで施主に、お茶をいれていただきました。
ポイントは「湯冷まし」と教えていただいて、早速頂きます。
ごくり。
ほろりとニガあまい。美味しゅうございます。
誘われるがままにお茶の羊羹もいただきました。
みなさんもお近くを通られた時は
初期の大角事務所の作品とおいしいお茶に会いに、是非いってみてください。
ゆあさ
