大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

一本でーもカンジン。

このブログ前回のおさらい→壁のむこうに




いや。最近このデザインに悪戦苦闘しています。

古民家をなおす場合、古材の魅力が勝ち過ぎて
新材を油断して加えると、場違いな雰囲気になります。




そんな時は手数で勝負するしかありません。
カンナでカシュカシュ。
ノコギリぎこぎこ。ノミさんカチコチ。
手仕事の痕、とでもいいましょうか。

自然に感謝しつつも、
人の手仕事として美しく掌の中にとじ込めなければなりません。
ものづくりとはそんなバランスで出来ています。




このブログの続き →悠久の時を経て



ゆあさ