大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

現調

現場調査。略してゲンチョー。
行ってまいりました。


あらかた図面が出来た上で二回目の現調です。
描いてある建物の整合性を確認します。



一般的に建築家が作る家はキテレツなかたちをしている
イメージがあるかと思います。

それは何故か。


いろいろ理由はあるかと思いますが、基本的には
頭の中のイメージを敷地とは無関係に構築するからだと思います。

こうして敷地に建ってみると、
あぁ、あっちには綺麗な田んぼがあるな。とか、
こっちからは気持ちいい風が吹くな、とか、
素直にいいなぁと思う要素で家がイメージできます。

あくまで「自然に」が、いい家の条件になる気がします。


今回はカタチのよい山に狙い定めて設計を進めています。


なんだ、そんな当たり前のこと一生懸命やってんの?って言われそうですが
難しいこと、言いっこなしの建築は
流行(メディア)にはあまり歓迎されませんが
住まいの本質である、人が生きることを置いてきぼりにすることはありません。
その微細な前進こそが文化を創るのだと思います。




帰りに近くの神社へ。


プロジェクションマッピングが最近流行ですが、
自然のプロジェクションマッピング

かなわないよナァ。




ゆあさ