敷地を見にいって参りました。
なかなかユニークな敷地です。
高低差が、ここから見える風景だけでなかなかのモノです。
でも実はこの階段のアプローチを登りきった敷地のさらに向こうに広がる
背景となる山並みも含めた計画なんですね。
最近はユニークな敷地がじわじわ住宅市場からは失われつつありますが
まだ、こんな個性的な土地があるんですね。
模型作ったり、図面を描くのに苦労する事が確実に予想されます。。
いやー。
このもしゃもしゃ雑木藪の中心程に敷地境界線があるのですが
イメージが難しい。難シすぎて楽しいです。
もちろん、一見個性がないように見える住宅団地でも
五感をフルに使えば、見えない個性が見えてきます。
ある方角に夕日が沈む風景が美しく見えたり、小さな用水路が隣接したり
道路が少しだけ曲がって接道したり・・・。
個性がありすぎる土地も、なさ過ぎるように見える土地も
ひっくり返せば、同じだけ見えない情報に溢れています。
そこに気づいた時(もしくは無意識ながら)に、設計者は、設計の手がかりとします。
寒い時は、金目(伊豆下田産)のうまい飯に限りますね。
いつも施主さん有り難うございます。
このキンメの開きもほら・・・
・・・・
裏側にこそ、目玉が飛び出る程の鮮やかな回答が隠れているのかも知れません。
でもいまは
ただ、だまって味わいを楽しむ事とします。
ゆあさ