住宅団地での設計依頼がやって参りました。
大角設計室がかかわる住宅は
「豊かな自然に囲まれた」まるで桃源郷とでもいう場所に建てられていそうな
イメージがありますが、
結構住宅地でも建ててマス。
敷地現調しますと、「まー、閑静。」という言葉が相応しい
クセのない、すんなり住みやすそうな場所でした。
この敷地は少し特別な住宅地で、地区協定のルールがあり
周辺の住宅は判を押したような、建物配置がズラリならんであります。
そんな周辺の建物との調和を読みながらも
施主になる方のライフスタイルにフィットした提案とするために
必要な事は、全く特徴のない様に見える、住宅団地の敷地の
ここの土地だけのスペシャルな条件を探すところです。
上の写真も、一見なんて事無い敷地写真ですが
その気になって眺めれば、設計する上でヒントがあふれかえっています。
そんな敷地の差異というか、「微差異」を読み取る事が‥
やはり設計者の目というたら、ムニャムニャ・・
ナンタラカンタラ・・・
とか思いながら・・・
敷地をぐるっと裏側に回り込んでみると・・・・
・・・・
・・・・
!!!
『段差じゃあ!』
ここの敷地「クセだらけじゃ!」。
微差異じゃねぇーわ。「差異じゃ!「大差異じゃあ!」
と岡山が誇る漫才師「千鳥・ノブ(旧名:ノブ小池)」ばりに突っ込んでしまいました。
あまりの声の荒げように、斜面を転がり落ちるところでした。
この敷地をどう活かすも殺すも、設計者に掛かってますので
楽しく考えたいと思います。
ゆあさ
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