新しい現場がはじまりました。
岡山市内での現場です。
施主とお会いしたときはまだダッコされたままのお子さんも
今日の良き日は、立派に祭事の役を勤めていました。
今日は地鎮際です。
工事前、工事中、工事後の安泰・繁栄を神に祈願・感謝する日です。
いつの時代も人は住まう家族の健康や幸せを願うものです。
古くは日本書紀からその文字が確認される式典なわけですが
現在も人の思いは、昔と変わらず神の加護を願わずにはいられません。
そうした連綿とした人の想いのバトンを
受け取る様な気がして、地鎮祭はいつも穏やかな気持ちになります。
そうした時間軸の中に身を置きながら、敷地に改めて立ってみると
特別な祭事の笛の音さえ
あたりまえに繰り返されて来た「日常」の願いのように感じられ
気持ちがタイムスリップしながら
これから起こる事象に対する心構えが、自然と、しっかり穏やかに出来る気がします。
光。風。音。香。心。
見えない神の様な存在がこのヒモロギの中には確かに在りました。
本格的な工事着工に向け確認申請や材料の段取り
基礎の打合せ等が徐々にはじまっています。
楽しみです。
ゆあさ