大角設計では模型をたくさん作ります。
計画段階ではやっぱりお客さんは模型を作ってあげるとぐっと解像度が増します。
でもこれ若手の事務所スタッフにとっても
大角さんとの意思疎通のツールとして結構便利なんです。
大角色を日々五感で感じながら図面を書いていますが
そこはやはり若手。
多少大角さんと齟齬があったりもします。
そこで計画模型を作る時に
この壁は分厚くしようかな、とか
この窓は列柱みたいにしようかな、とか
色は赤色にしようかな、とか
自分がいいと思うことを作ってみて
ダメなものはダメだと言われるし
良いものはそのまま模型に残ります。
そんなやりとりが日々繰り広げられています。
3DもCGもできるけれど
やっぱりコミニケーションツールとして模型は郡を抜いていると思います。
デジタル空間のリテラシーは訓練が多少要りますが
物理空間のリテラシーは老若男女問わずありますからね。
それでも問題が一つあって
めちゃくちゃ場所をとるんです。
軸組模型やコンペの模型はお客さんにプレゼントしない分
どんどん溜まる一方です。
そんな模型たちは一思いにぶっ壊します!
おりゃー!
あんなにかさばっていたのに
かくして模型の山はバケツ2杯くらいの木屑になりました。
岡山の分別が細かくなくて心底よかったと思う瞬間です。
そもそも分別は温度不足によるプラスチック類の不完全燃焼を防ぐためなので
きちんとした施設を整備して高温で焼却することができれば分別不要らしいですよ。
岡山市の税金の使い方素晴らしいです笑
うえにし