美装が完了し、まもなく竣工引渡しとなる中庄の家。
外部を切り取る開放的な掃き出し窓と内部に落ち着きを与える手摺格子。
外部と内部の距離、ちょうどよいところに落とし込めたかなと思います。
格子の存在により外部から差し込む光に形やリズムが与えられることで、
この空間には光が差し込んでいるんだということを再認識できる点も
この格子の魅力だと思います。
・・・
この部屋は息子さんの部屋となる予定だそう。
息子にはもったいないくらいですと施主さんは笑っておられましたが、
未来への幅広い選択肢・可能性を持っている息子さんにこそ
この住まいを通して伝えたい思いがあるんですよなんてお話をしてみたり。
もう少し大きくなってこの文章を見つけたときに、
何か感じてもらえたらうれしいですね。
さの