大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

透明なキャンバスに描くことが出来るか

 

岡山県に里帰りされている

スペインはマドリッド在住の

アーティスト山口敏郎さんのアトリエ兼ギャラリーに行ってきました。

 

 

以前、大角設計室が普通の住居の用途から

アトリエ兼ギャラリーにリノベーションするデザインを担当し

現在に至ります。

 

 

 

アトリエとしての用途が100パーセントではなく

 

お客さんを招くサロンとしての役割も兼ねているので

 

敢えて作りこまず、

 

日常と非日常、を混在させたバランスとしました。

 

 

 

生活の中にアートがある。というより

アートの傍らに並行して暮らしがあると言った状態でしょうか。

 

 

 

 

ここに来て、山口敏郎さんに会いに来たのには理由があって

 

毎年、透明なガラス板に絵を描いてもらっています。

 

 

 

色も、デザインも様々です。

 

 

 

2022年度の作品は、線の勢い。表情を追求したものが多い印象です。

 

楽しげですね。

 

 

 

 

建築とアートはもともと一体であったということが

ヨーロッパでは一般的です。

 

教会の天井や壁に描かれたダビンチやミケランジェロの作品を

みなさんもご存じだろうと思います。

 

そういった建築とアートの関係を

もう一度、生活のうつわである「民家」に取り込む工夫をして

たのしい生活を演出するデザインを作りたいなと思っています。

 

 

 

ゆあさ

 

 

 

 

 

 

 

 

上記記事 過去ブログアーカイブ(ESPACIO TAO JAPANへ)

 

上記記事 過去ブログアーカイブ(壊す と 創るへ)