先ず最初に広報にお付き合いください!
(詳細はブログ最後に書きます!)
4:比較をしない見方の先に
つづきです。
前回のブログでは
他と比較せずにシンプルに目の前の家を見ることを
提案させていただきました。
ただ、ただ、目の前にある家について、
今回は騙されたと思って
自分のまっさらな気持ちをゆだねてみましょう。
緊張で凝り固まっては、せっかくのお見合いも上手くいかないものです。
肩ひじ張らずに向き合ってみるとします。
どうせ私には高嶺の花だなんてことは
言いっこなしで、よろしいでしょうか。
5:屋根・壁・床などを眺めてみる
では、あまり難しく考えず「屋根」を眺めてみましょう。
なんとなく、瓦なんだけど、シュッとしている感じがありますね。
よく見ると、屋根の下の影がくっきりとした印象をつくる手助けをしているのが
分かってくるでしょうか。
その為に色々デザインが施してあるのですが、今回はそんなことは
あまり気にしないこととします。
つぎは「壁」を見てみましょう。
漆喰に映りこむ影が印象的ですね。
壁というのは「遮る」「間仕切る」役割を持っているのですが、
壁上部に設けられた列柱の欄間部分が「視線の抜け」「軽さ」をつくって
大きな壁だけども、圧迫感のない心地よいクールな印象を醸しています。
ほかにも色々デザインの仕掛けがあるのですが、
今回はそんなことはあまり気にしないこととします。
中に入って「内壁」「窓」も見てみましょう。
ボンヤリ降り注ぐ光が白壁に吸収され美しいですね。
適切な位置に開けられた窓もここちよい広がりを室内に与えています。
床に反射する新緑も美しいです。
室内の「明るさ」はどうでしょうか。
明るさを適切に取り込まれながら、この家では時折の「ほの暗さ」が落ち着きます。
生活の特別なスパイスになっています。
この家では、交通量の多い道路に面しているため
中庭形式で光を取り込んでいます。
中庭でバウンドした光がテーブル上部の天井梁をほの明るくし
空間に奥行きとつながりを与えています。
さいごに「床」を眺めてみましょう。
住まい手をくっきりと、楽しく、引き立てる、優しい土間です。
6:単純に「心が動く」かどうか
ここまで、単純に大角設計室が住まい手と一緒にデザインした建物を
見て頂きました。
いかがでしょうか。
シンプルに眺めてみて何か感じるところがあったでしょうか?
大角設計室が考える「いい家」「ふつうの家」とは、
何か分かりましたでしょうか?
そのキーワードは単純に心が動くかどうかではないかな
と思います。
7:あなたの家は「心」が詰まってますか?
今回ご紹介した「屋根」「壁」「窓」「床」などは
それぞれに、「物理的な役割」をもっています。
でも建築って、それだけじゃ不完全だと思ってます。
なぜなら人間はどこまで行っても自然の一部だし、動物だからです。
デジタルのみの価値観では人生を全うできません。
「心が動かないと」
いくら身体的に健康でも、精神的な負担が発端で
生活に支障をきたすこともあるでしょう。
だから、私達が皆さんと創る住まいは、
心を詰め込める、おおらかな生活の器でありたいと
思っています。
でも、じゃあどうやってそんな住まいを創っていけば
いいのでしょうか?
その「心を詰め込む」ためにはデザインに秘密があるのですが、
それはまた別の機会に話が出来たらと思います。
ゆあさ
6月17(土)18(日)の二日間で開催いたします。
*2日間限定の完全予約制です。場所の詳細は、予約完了後にお伝えします。
インスタグラムでは先行して見学希望者を募集開始しております。
見学を希望される方は
下記の電話またはメールからご予約いただけたらと思います。
*現時点でまだまだ6月17(土)18(日)、
両日とも空きがあります!
ふるってご連絡くださいませ!!!
・電話 :0862875037(大角雄三設計室)日曜日休み
・メール:o-sumi@mx9.tiki.ne.jp
電話またはメール本文にて以下をお知らせください。
1.氏名
2.住所
3.連絡先(当日連絡の取れる携帯番号)
4.希望する日時
5.人数
以上です。
また開催日までに徐々に住宅についての概要をアップしていく予定です。
お楽しみお待ちください。
それではみなさま、当日お会いしましょう。