このブログ前回のおさらい→骨まで愛して候へ
あそこも、ここも、動きだしました。
長い正月休みの眠りから、いっせいに全ての現場が走り出しました。
さながらパドック状態。
さてこの現場は新築ですが、敷地は元は駐車場として使用されていた場所。
なので更地ではないため、既存の起伏との関係や排水路の関係などに
注意を払いながら、将来あるべき姿を想像しながら解体を行っていきます。
昔は、現場に行っているのに、既存物に目がいかず
自分の描いた図面ばかり見ていました。
そうなってしまうと、じつは思わぬ所で
既存の地盤が床に影響する程高過ぎたり、逆に基礎が見えちゃう程低かったりして
つぎはぎだらけの場当たり的な建物になってしまいます。
今は、既存をよりいっそう利用しながら、且つ
効果的な所は大胆に変更する楽しさを知りつつあります。
微調整はたのしいですね。
そういったことが現場監理の楽しみのひとつです。
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ゆあさ