大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

棟上の地方色

前回までのおさらい
o-sumi.hatenablog.com

棟上げをしてまいりました。

棟上げの日は朝から時間に追われた棟梁達はピリピリむーどな訳ですが
上棟式をおこなう時には大変晴れやかな顔をしておられます。

この度は棟梁が祝詞、清めの儀を行なってくれました。


この現場は高さ関係が複雑に変化し
寸法が間違っていないかと、上棟するまでとても気が気じゃなかったろうと思います。

しかし、そんな仕事をやりきる工務店、職人はまだまだいますね。
全国どこに行ってもそんな素晴らしい人達に出会います。


個人的に県外で執り行う棟上げの楽しみは
地域によって供え物や、式典の祭壇、会の進行など千差万別なところです。
御幣に取付ける扇もいい感じの意匠ですね。
晴れやかです。


紅白のかわいらしい祭壇を棟梁が設えます。
ただ、モチを紅白に積んで清め塩を一摘みのせるだけで
なんと日本的なデザインなのかと感心しました。


さすが静岡ですね。
伊豆半島の見事な鯛。
鯛は全国的に共通ですが、顔つきが
それぞれの地域で違いますね。


そして、
伊豆と言えばやっぱり 「WASABI
これが祭壇にのっているのは初めて見ました。
清めに大変役立ちそうです。


そして、修善寺で忘れてはいけないのは椎茸です。
本当にこの地方の椎茸はおいしいんですよ。
現場近くのお店にも



こんな郷土愛溢れるポスターが‥…
修善寺小学校の生徒の作品だそうです。


そんな訳で椎茸ソバ
愛しております。
伊豆箱根鉄道三島駅「そば処三島」。




ゆあさ

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