設計事務所の仕事は
よっぽど酔狂な人でない限り、どんな仕事なのかを
知っている人は少ないでしょう。
建築業界に設計を生業にしている人は、工務店にも
ハウスメーカーにも、ゼネコンにも、設備事務所にもたくさんいます。
「建築士」という国家試験に通った人が、設計を生業にしている訳ですが
じゃあ
「いい設計士」とはどんなものか?と訪ねられても
日々の膨大な業務に吞み込まれて考えている人は少ないようにも感じます。
そんな時に、ふと
「ああ、建築は、やっぱり、美しい」。
と感じれる瞬間が、古い民家と対峙する時にあります。
抽象的ですが、
そんな時に、進むべき道に
先人達が導いてくれている気がします。
美しさはこころを開いてくれます。
川際に建っていた痕跡が
壁土に残っています。
こういったものに触れるとき
誠実に切実に生きた先人達と
つながっている安心感に満たされます。
がんばらないといけないですね。
ゆあさ