設計事務所のしごとを
おおまかに伝えるなら
線をひく、仕事です。
私たちの創る線は
まだ見えない未来を、想像しながら
はっきりとした輪郭を、空間に落とし込んでいきます。
でも、設計事務所はプロだから
頭の中だけで、更地の土地に、建物の線を引けるのか?
といったら、無理ではありませんが
少しおぼろげなイメージを補足するために
文章を書いたり、スケッチをしたり、模型を作って眺めたりします。
今回は敷地に複雑な形状の
配置図を実際に杭と紐で、アウトラインを確認しています。
やはり現場での情報量は圧倒的に多いですね。
そして何より具体的、即物的です。
線をひく作業が、紙の上から実際の敷地に
線を写していく作業は、とても楽しく
その最中にも、様々なアイデアが思い浮かびます。
新人が縦横無尽に広い敷地を走り回って
敷地に図面を描いてくれました。
季節外れのヤブ蚊がすごい。っす。
それではここらで
幕引きとさしていただきます。
ゆあさ