大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

長い目で

ここまでのおさらい
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長い目でみてください。

長い目で見た時
まだ見ぬ、家の意味が見えるかもしれません。


そーんな悠長なことは
なーかなか言えない昨今の住宅事情。

大角設計室も多少なりとも
歩調をあわせて、設計期間や工事期間を調整しないといけません。
いつも一緒に施主の方に歩んでいただきありがとうございます。



なぜ長い目なのか。
それは、



大変そうな図板。
大工さんのメモの爪痕。
もはやアートですよね。


だれかの図面の指示によっておこる
現場での数知れない作り手のドラマ。


長い目とは言わずとも


長く、ながく楽しんでもらいたい。
それぐらいの強度で、時代にビクともしない強度で、
設計者と職人が創り上げています。



この写真を見て、
「おおっ!」と気づく方は
職人にお声がけを

泣いて喜びます。


そもそも、プレカットと呼ばれる
工場での木材加工ほぼ9割を占めるこの時代。

こんな時間をかけてでも、つくる意味を感じてもらえる図面を
設計者は描く必要があるのだと思います。



そんな気づかない、手間暇を
丁寧につつみ込みながら
長い工事は続いていきます。



ゆあさ


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