大角設計室は新しい挑戦をしています。
大角設計室のデザイン的なスタイルが先ずあって、
そのスタイルに期待をいただいたお客さんが
事務所に設計依頼をしていただいています。
つまり設計依頼いただく時は
「ある程度いままで見たことのある範囲」でのデザインを
私たちに期待していることになります。
人間は「自分の理解を超えるもの」を不安に感じる傾向があります。
一般的に住宅を建てる時に住宅展示場に現物を見に行ったり
ハウスメーカーのような「同じような現物を見て買う」ことをしないと
不安でしょうがないと思います。
しかしながら、人間は単純じゃないので
その「同じようなもの」を見てもワクワクしないこともあります。
もしくは「本当に自分のことを考えたもの」を欲しいと思うかもしれません。
「衣・食・住」は全て、既製品の溢れた世界で、そのおかげで
早く、安心してサービスの恩恵にあずかることが出来ます。
でもよくよく考えてみると、
人体に一番近い産業である「衣・食・住」は究極に個別の答えがありますよね。
人体寸法はひとりひとり違いますし、食べ物の好みも千差万別です。
だからこそ、
「衣・食」に関しては多くの人が大事なときに、お気に入りの服を着たり
大切な人との時間を過ごすために、特別な食事をとるようになっていると思います。
では「住」はどうでしょうか?
あなたの思われる「すまいの形」はどんなものでしょうか。
その「見たことないかたちはどうすれば手に入るのでしょうか」
そう改めて考えると・・・「よくわからない」ハズです。
なぜなら、そんなトレーニングしたことがないのですから当然です。
大角設計室は、自分たちの培ってきた経験とスタイルを
施主の希望のスタイルと掛け合わせることで
「今までつくったことのないカタチ」に毎回挑戦しています。
先ほど書いたように、
やはり究極に個人個人にむけて微調整をしていくと
どーしても
「今まで創ったことのないカタチに挑戦」する必要が出てきます。
ここ、東北で新たに店舗がカタチを表しつつあります。
「あるお題」や「希望イメージ」を依頼主から投げかけられて
それに応えるべくデザインしました。
こういった新しい刺激を、依頼者からいただけることが
つぎの挑戦へとつながっています。
ゆあさ