図面を年末に向けてあわただしく進めています。
図面を描く時に最初に大角設計で行われるプロセスは
大角のスケッチが最初です。
スケッチを見ると
大角が何を考え、何に悩み、何を実現しようとしているのかが
スタッフは感じることが出来ます。
それを、施主の希望や、予算、法律などといった
与条件と整合するように
すり合わせながらまとめていきます。
ですが、そうして現実と理想のあいだでイメージを具現化していくと
どうしても縮こまった、平凡なものに収束しがちです。
自分の理解度の中だけですすめてしまうので
「見たことある」かたちになりがちです。
もちろん経験則からくる積み重ねのデザインも大切なのですが
施主は毎回毎回はじめての人ですし、
各施主のために「初めて」の一軒をデザインするわけですから
心をまっさらにして、線を描いていきたいですよね。
そんなわけなので、大体図面が進んできたところで
もう一度敷地に行ってみて、
素直な気持ちで案と、敷地と向き合ってみます。
そうすると不思議なもので
設計者はなんだかワクワクしてくるんですよね。
いい家になりそうです。
楽しみです。
ゆあさ