暮らすという事は
夜をあかし、日を過ごす。月日を送り。毎日を過ごすことにほかなりません。
太陽は刻一刻と室内の明るさを変化させ
明るい光を窓から室内へ滑り込ませることもあれば
一転
室内を暗がりで包む瞬間もあるでしょう。
この家には光の手触りがあります。
現代の住宅ではあまり感じることのできない
「陰影」「闇」が光とともにあります。
日々の暮らし(暗し)のなかでこそ
刻を感じる空間がうまれ、人生を豊かにするとするならば
みなさんの家にもきっと、魅力的な「くらがり」が在るはずです。
電気を時には消して
時間がうつろう、美しさ・楽しさを感じてみるのは如何でしょうか。
みなさんの家は、刻が美しくデザインされているでしょうか。
刻が染み込む家をつくっていきたいですね。
ゆあさ