前回までのおさらい
o-sumi.hatenablog.com
いやあー、ようやくようやく。
ここまで漕ぎ着きました。
無事に完了検査も終了し、少しの外構工事を残す所と
なっております。
室内に少しづつものが入りはじめ
空間がそれらと共振し、美しい陰影や生活感を民家にもたらします。
物が何もないほうが美しいと思いがちですが、
民家のように骨格そのものがしっかりデザインされていれば
多少もので賑やかな方が楽しげで僕は個人的に好きです。
もちろん、ものの無い空間も綺麗です。
そういった空間そのものを味わう舞台装置もこの家には
設計されています。
どちらも階段を備えた所の天井を仰ぎ見ている写真ですが
365日移ろう光と影が、きっと空間を豊かにしてくれるはずです。
今後この建物は愛されてしっかりべっぴんさんに育つ事でしょう。
長年住まい手に愛されて、美しい民家は仕上がります。
そうそれはさながら・・・・
沼津で愛され続けて沼津っ子のふるさとの味。
「千楽」のカツハヤシのように。
ゆあさ
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