メンテナンスと定期報告の申請のために、
御世話になっている、「廣榮堂」さんにやってきました。
廣榮堂といえば吉備団子(岡山土産の定番)なのですが
老舗の菓子屋(安政三年創業)ですから、もちろん季節ごとにあわせた
和菓子も販売されています。
メンテナンスに行くたびにご馳走いただいて恐縮ですが
役得ですのでお言葉に甘えさしていただいております。
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お菓子をいただく時にいつも思うのですが、
4月は桜餅、5月は柏餅、6月は水無月・・などなど
「季節を頂ける喜び」です。
建築は四季を通じて住まい続けるおおきなおおきな器ですが
その大きな器にちょこんと、手のひらの和菓子が
季節を設えてくれるなぁと感心します。
5月になるとこの店舗は天高く鯉がのぼります。
季節のふくらみを、おおきく吸い込める
そんな季節感をまとえる民家を創っていきたいですね。
ゆあさ