大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

設計計画の進め方



全国各地で寒波が来襲してますね。

 

東北や北関東圏、中国地方の山間部でも仕事をしているので

日々全国の天気図が気になります。

 

大角設計室のある岡山県は、2月に入りだんだんと春に向けて

暖かくなっているのを実感しています。

 

朝も、最低に冷え切っていたピーク時に比べ

冷え込みが弱まってきましたし、

昼などは、風がなく穏やかな日が心地よい感じになっています。

 

個人的には温暖な岡山で東北仕様の厚着をしているため

もはや「暑くて、汗かいてます」。

 

 

 

大角設計室の設計の進め方紹介

 

 

 

新しくお話を聞きに来られる方からよく聞かれるのが

 

「図面は誰が描くのですか?大角さんも書くのですか?」

という質問です。

 

言い換えると、

「自分の物件を本当に大角が見てくれるのか?」

「スタッフまかせではないのか?」

という事だろうと思うのですが、

そういった問いに応えるべく、簡単ですが以下に計画の進め方をご紹介します。

 

 

 

 

大角のアイデアから始まる

 

一例として、寒さピーク時に計画していた図面をチラリと紹介。

大角とあーでもない、こーでもないと検討。

 

掲載画像のような大角のスケッチを渡され打合せするところから

大角設計室の図面は始まります。

 

 

スケッチが何枚かあり、消した跡や、

スケッチが1枚目と2枚目で変化している点などから

大角が何をつくろうとしているかをスタッフなりに昇華していきます。

 

 

 

 

構造や面積、敷地全体の関係、法規、要望などの諸条件を整理しながら

ある程度の形に成形していきます。

 

そしてその図面の上から大角の手描きのスケッチが入り

またそのスケッチをもとに成形し、大角のスケッチの繰り返しで

段々形が整っていきます。

 

 

 

大角設計室の設計スタイル

全て大角のスケッチ・アイデアからスタート。

イデアの種が成長し育っていく。

 

 

そんなこんなで、今回はこんな形状でプレゼンに臨むことになります。

 

スタッフは、この時点でも、大角の最初にやろうとしていたアイデア

ちゃんと発展、活かされたデザインとして昇華されているかを確認します。

 

また、住まい手の要望に無理なく今回のアイデアがフィットしているかも確認し

調整を繰り返していきます。

 

 

イデアをまとめていくにも段階があり、

「アイデアの種を見つけ・植える」時期。

「アイデアの芽を出す」時期。

「アイデアが育つよう工夫をする」時期。

「アイデアが育っているか確認する」時期。

「アイデア周りの雑草や、無駄な枝葉を整理する」時期。

まだ他にもあるのでしょうが、そういったことを経て

「実り豊かな収穫」が可能になります。

 

 

 

岡山はもうすぐ春です。

 

地中にうまった種が芽吹くのを見れるのは楽しみですね。

 

今後もデザインの種を温めていきたいですね。

 

 

 

 

ゆあさ

 

 

 

以下のブログも大角設計室の仕事ご紹介。

昔記事ですが宜しければご一読くださいませ。