大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

工場という建築

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工場を建てています。

 

いつもは木造建築が主戦場ですが

今度ばかりは

法律的なことや、防火的なこと

経済性、時間的なことなどを検討して

鉄骨造で建てることにしています。

 

 

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工場なので、仮囲いからして、なかなか大きいです。

 

その中でもことさら大きいのが、それらを作り上げていく

重機たちですね。

 

 

 

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ずどーん。

 

地中深く深く深くにグイグイ

杭を打ち込んでいきます。

 

 

建物の高さよりも何倍もの高さを地中に打ち込みます。

 

 

 

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赤いスプレーでマークしてあるのが

杭が埋め込まれた時に

今どのくらいの長さまで打ち込めているかを確認するために

1m/2m/3m‥…と記入されています。

 

 

ドラえもんの公園にあった

ほのぼのする土管とは一線を画す

人を排除する感まんさいの一品です。

 

 

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建築ってあらためて人知を超えた行為なのだなと

しみじみ思います。

 

 

でも、それらを必要とするのも人間ですし

超大な重機や工業製品を駆使して作り上げていくのも

やはり人間なんですよね。

 

 

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人からもっとも遠いような「工場」という建築にも

「人がやはりそこにいる」という基本的なことを感じながら

使い勝手良く、それプラス建ててよかったなと思えるような

建物になればと思っています。

 

 

 

ゆあさ

 

 

 

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