2013-01-01から1年間の記事一覧
図面を描いて準備をしている状態は 音楽家に喩えるなら スタジオにこもって、レコーディングをしている 静かな時間と言えましょうか。 一方打合せはライブです。 施主や、施工者と設計者の間で 思いが飛び交います。 今日の写真はそんな様子の一枚。 このブ…
大好評のうちに、参加していましたアートイベントが終了しました。 多少場違いな感もありましたが、 意外となんとかなるもんだと、妙な自信をもてました。 撤収は搬入同様簡単に解体出来るようになっています。 本当はこういったピュアな形態イメージを具現…
徳島の現場に行って来ました。 県外の現場なので 時間を合わせて施主の方にも来ていただきました。 挨拶もそこそこに 今日は配筋検査です。 基礎コンクリートを打つ前に下地をつくる訳ですが、 その骨組みの善し悪しで、 建物の寿命が変わると言っても過言で…
前回までのおさらい →すぐるへついに仕上段階に。 みるみる 見違えた空間になります。植栽工事は工事費の中では ごく僅かな割合しかしめない訳ですが(総工事費の2~5%) それでも世知辛い昨今では減額の対象となります。しかし、その効果は大角設計室の建物の…
前回までのおさらい →赤ペン先生へ 何をしている所でしょうか? ヒント:この壁と関係あります。 ??!? 正解がわかる時が来るのを 僕も楽しみにしています。 このブログの続き →樹へ ゆあさ
中国建築大賞という、 中国五県の建築を対象とした、建築の賞に応募していまして 三ヶ月程前に審査を終え結果を待っていました。 いただきました。住宅部門・大賞です。 地方の建築家にとって、東京や世界で活躍されている建築家に 審査してもらうという行為…
前回までのおさらい →ごろんへ 外構工事につかう石を探す為に 岡山県の採石場にいって来ました。全国どこの採石場にいっても感じる事ですが ショッカーか、西部警察が潜んでいそうな気配があります。 「ゆーうぅちゃーん!!!」 山から切り出された大きな石…
江戸前寿司と言えばコハダ。 優しい木目のキハダ。 なかなかこんな幅広のキハダは無いですし 優しい木目のテーブルです。 工事前模型を眺めてウッシッし。 楽しみやねぇ。 ゆあさ
このブログ前回のおさらい→ホソバへ 東海地方の現場に備えて着々と準備が進みます。建物の骨組を模型にしたものなので 施主の方へというよりは 施工者側へのプレゼンです。構造体が木造の美しさに一役かっているのは マチガイナイ と 民家を見ていると思いま…
大角設計室では、機械で木材を加工するのではなく 大工さんが手刻みで加工します。昔からその技術は継承され、「匠」と呼ばれるように 特別な技術でした。 その切磋琢磨でうまれた技術の中には、 見た目は凄くても実際は荷重に強くない 「見せかけの技術」も…
「アート・プログラムin鶴林寺vol.2 〜現代美術×国宝 〜施美時間〜」が、 11/4(月・祝)まで絶賛開催中です! さて前回ブログの続きです。 「方丈記」の作者で有名な鴨長明。その長明がつくった建物「方丈の庵」です。 その庵は、簡素な素材で簡単に組上げる…
「アート・プログラムin鶴林寺vol.2 〜現代美術×国宝 〜施美時間〜」が、 明日10/19(土)から開幕します! 第2回目となる今展は、 全国各地より40名の作家・アーティストと6団体が参加します。 そんな訳で設置して来ました。 暫くロケハンをしてここが良いな…
再生工事の図面を描いています。 勘所として既存の柱が、地面とどのように設置しているのかが のちのちの改修方法を大きく左右します。柱が、石の上にのっているのか、 はたまた土台と呼ばれる木材の上にのっているのかどうか。 慎重に考えないといけません…
大工さんがノミやカンナ、ノコギリ等で木材を加工している際 木に加工の為の補助線を書き込みます。 「スミツボ」と呼ばれる、墨をためた容器から糸を引き出し 墨を木の表面につけていきます。 しかし、工事が完成した後、 墨跡が目立つ場所に残っていてはい…
前回までのおさらい →しましまへ 木造の楽しみ。 無垢の丸太をごろんとつかう。割れ止めの為に木片を 蝶ネクタイのような形に加工し、取付けます。 木のしなやかさ、 瑞々しさ、そんなモノを感じられる 空間になりつつあります。 このブログの続き →赤ペン先…
今週末より10/19(土)〜11/4(月)の期間、 兵庫県加古川市にある 国宝のお寺「鶴林寺」(かくりんじ)にて アートイベントが開催されます。大角設計室も密かに参加します。 開催日時:2013年10月19〜11月4日 住所:加古川市加古川町北在家424 場所:鶴林寺敷…
徳島の現場もじわじわ動いております。大工さんとの打合せの為 模型を修正しました。模型を片手に打合せをするので 設計者施工者のイメージを共有しやすくなりますし、「はぁはぁ〜、なるほど。こうゆう事やな?」と大工さんのテンションが上がる瞬間がおこ…
なかなか決めきれない高さの検討の為 玄関にテープを貼っています。 いいアイデアを練る為に己のコスモを燃やしておる状態です。 この正体はいよいよ来週現れます。お楽しみに。 ゆあさ
瀬戸内海に浮かぶ犬島にいって来ました。工事でお世話になるアーティストに会う為です。 ちょうど今、犬島は瀬戸内国際芸術祭が絶賛開催中であります。 そういった芸術祭の作品ルートから外れて 小径をずんずん進んでいくと ひっそり作品が出来上がっていま…
前回までのおさらい →数寄へ だいぶ シマシマに なってまいりました。 外構が仕上がってきたら、 もうちょっと外観のイメージが 和らぐと思います。 このブログの続き →ごろんへ ゆあさ
現在設計中である店舗のイメージの参考に 施主のススメで近江に行ってまいりました。 なるほど、と思える事も多かったのですが やはり、違うブランドのデザインを頼まれている訳ですから あくまで参考程度に。独自の個性的なブランドデザインにしたいと考え…
前回までのおさらい →シンフォへ 茶室・水屋の打合せにやって来ました。 ケヤキ。床板に使用します。 見付とよばれる、正面から見た時の板の厚みを どう見せるかを打合せしています。 杉中杢板。幅広。ウヅクリ仕上。 水屋の腰板に使用します。 何年生きたん…
前回までのおさらい →アイドリングへ 空間を見た時に表現する形容詞は様々ありますけれど初めて経験しました。 音楽がなっている。(というふうに感じるんです) 建築はやっぱりすごい。 このブログの続き →数寄へ ゆあさ
ひさしぶりに更新です。 空が秋らしくなってきたのでついつい見上げながら写真を撮ります。先月上棟した新築現場の屋根 右が瓦屋根で左がカラー鉄板の屋根です。 中庭からの風景を見て思わずニヤリ。 そろそろ仕上に入りつつある再生現場の屋根 大屋根は日本…
浜松に行ってまいりました。 工務店と打合せをする為に、会社に向かっていると 極端に細くなった脇道を発見。 それがこの写真です。 マキの木の生け垣。 人が歩く為だけの道幅。最高ですね。 生活感が漂ういい雰囲気です。 別に街全体を挙げて、 こういうま…
僕の現場ではないのですが なかなかいい感じ。もう少しで完成ですね。 ゆあさ
徳島の現場に行ってまいりました。 基礎工事の前に地盤調査を行い、一部土の改良をしました。 水が少し出てきたので砕石を敷き固めていきます。 砕石が碧い。 さすが徳島。砕石が採れる地域ごとに、石の種類・色が違います。 この石よりもう少し綺麗なら、外…
前回までのおさらい →観月茶会へ 模型を作った空間がもう少しでたち現れる。 ワクワクしますね。こんな感じになる。かな? このブログの続き →シンフォへ ゆあさ
実測に行ってまいりました。 かつての繁栄をしのばせる、なかなか趣のある建ち方です。 大通りから一本道をそれると、 「っお!」と思える風景の民家が現れます。地方都市ではそんな露地際の民家は、工事もし辛く 時代に取り残され、瀕死な状態であるケース…
前回までのおさらい →ものトーンへ 山陽高校現場は着々すすんでおります。 二階展示ホールです。 この日は中秋の名月。 生徒による観月茶会が催されており ごちそうになりました。 建築の現場も、茶会も一座建立。 今監理している建物が完成後に 学校側・使…