大角設計室のブログ

おだやかなくらし。刻が染み込む家をみんなで創ります。

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

すすす

今はまだ静岡にいます。 台風で無事に岡山に帰れるかオロオロしつつ これからの打ち合わせが楽しみです。 とあるプレゼンのために大角設計室の外観写真を撮ってくれと 所長に頼まれたのですが 現在は木々が草花が(主に草ですが)すっぽりと 事務所を覆い隠し…

9月の足跡、10月の足音

ついに埋まりましたねぇ!! さて、ネタを仕込んで意気揚々と事務所に来たのですが、 まさかの遠隔操作! 「ゆあさの奴〜!!」(やはり二八そば調で) 悪口は全部聞こえると噂のゆあさ先輩、流石です。伝説になりそうだな。台風がまさに帰って来る方向に向…

読書の秋

左上のカレンダー見てください。 今月はいっそ全部埋めたいですよね。 しかし日曜まで更新するなんて「ゆあさの奴〜!!」(二八そばのCMの「山田の奴〜」調で読んで下さい)相変わらずネタ欠乏症なので、 いつもと趣向を変えて「読書の秋」をテーマにすすめ…

赤と白

今日も更新です。 2日目にして庭ネタです。 ちなみに前回の庭ネタで紹介した紅葉は水涸れでした(笑)さて、ある日突然ひょっこり白い彼岸花が生えてきました。 後ろには赤い彼岸花が生けてあります。(わかりますか?)「あ、紅白!」って思ったので今日の…

まずはさておき

ゆあさ先輩が出張のため、また出て参りました。 今日はゆあさ式(写真で一言)を試したいと思います。家を建てるには、家を建てる場所(敷地)というものが前提としてあります。 というのは当たり前ですが、 それくらい当たり前に、計画する前にはまず敷地を…

定期報告

今日は、高い所に来ております。 しかも市街地のど真中。 いつもは住宅の設計・監理なので こんな高いとことは無縁なのですが、今日は特別です。大角設計室が設計した建物ではありませんが 知り合いの方からご依頼を頂いたので、 特定建築物の定期報告書を作…

家と門構え

住宅を設計する時に、間取りについて真剣に悩まれる方は 多いと思いますが、門構え・塀について考える方は少ないかも知れません。昨今プライバシーの概念がこれほど叫ばれると 単純に囲い込むように塀をし、 人を遮断するような門が多く設けられているように…

写真家の写真

写真撮影にいってまいりました。 おのブログの回とは別の家です。 大角設計室で設計した物件は、全てではないですが 竣工写真を写真家に撮ってもらいます。東京の方に頼んでいるため、 スケジュールに限りがあり全ての物件を撮れないのが残念です。 写真撮影…

髭の番人の閻魔帳

先日ご紹介したこの写真。 髭の麗しい大工さんが板を仕分けしている様子を紹介していたのですが、 次に現場に行った時に・・・・ 仕分け結果が分かり易く、ブログにおあつらえ向きな状態で 現場においてありました。大工さん有難う!と思ってカメラのシャッ…

柱の入れ替え

事務所の近所の家からメンテナンスのご依頼があり 行ってまいりました。 写真中央の柱足元が大きく曲がっています。 屋根荷重が重く、壁の無い独立柱が少々細すぎた事と、 長い風雨で傷んでしまったようです。 今日はその様子をご紹介します。 工事の内容と…

茶室

先日京都に行った時に、お茶をいただきました。 師匠である大角に茶を点ててもらったのですが 「戦国時代だったら大変な事よ」 といわれ、そうだよなぁと思いながら、いただきました。 いまも戦国時代くらい激しい生活もしますし(笑) 恩賞は「数奇」だったり…

大きな秋

昨日に引き続きおのです。 ちなみに、ゆあさ先輩は私よりも元気ですのでご心配なく。 昨日コケて擦り傷作ってましたけど(笑)晩は寒くて寝付きにくく、朝は寒くて目が覚める のはすっかり秋の肌ざわりです。「庭についてもしくは事務所まわりについて更新し…

日が沈むころに浮かぶもの

全国のゆあさファンの方申し訳ありません、今日は代打おのです。私がゆあさ先輩に「それを更新するのは一寸(ちょっと)待って」 と頼んで潜んでいたネタを放出します。 「ちょっと=一寸」なので、みなさんちょっとのお願いは3cm程度(一寸)にしましょう。…

現地審査

コンペの現地審査に、東京・広島・岡山の方から建築家に来ていただきました。 地方で建築をつくっていても、 こういう機会をつくっていくことは大切だなと感じました。様々な意見や批評をされると 更なるステップアップの為の励みとなります。つぎもいいもの…

DJバンブー

京都の現場では二階の天井が仕上段階にはいってきました。 竹を天井の傾斜に合わせ貼っていくのですが これが想像を絶する手間がかかると、大工さんからよく言われます。 その工程の中でも大変なのが・・・ 写真の彼が何をしているかおわかりでしょうか? 割…

猫のすみか

むかしから、猫が一番家のいいところを知っていると 言われていますが、本当でしょうか? 実測や設計監理に行くとに行くと各お宅のニャンコ達に監視される場面に出くわします。 蚊取り線香のエアーカーテンになっています。 そんな縁側で休憩中。蚊に刺され…

仕分け

「一番じゃなきゃだめなんですか?二番じゃダメなんですか?」でおなじみの 「仕分け」。今日は建築現場での仕分け作業をご紹介します。 現場は岡山の再生現場です。 髭の番人(大工さん)が厳しく板を仕分けをしております。 無垢の板は一枚一枚表情が違いま…

お庭

古民家再生をする時に 再生する家を調査することは何度かブログで紹介してきました。 が、敷地を見回すともう一つ調査をしないといけない大切なものがあります。 それは「お庭」。 建物のまわりにどのくらいのものが有れば「庭」と呼ぶことが出来るのか そん…

軒先

再び京都の現場に行ってまいりました。 今日は屋根の軒先のデザインについてブログを書きます。 この現場は横に建物が長い住宅です。 そこでアプローチから見た時に水平のラインが強調されるようにデザインしました。その水平に見せるデザインの一つがこの瓦…

サイレント

ゆあさ

金魚

再生工事で出た廃材をつかって、しつらえをつくると楽しいです。たとえば、以前お世話になったお宅では、 つかわなくなっていた石を使って 金魚を飼っておられました。 だんだん石の縁がいい感じに苔がついてくる事でしょう。玄関先で何とも涼しげです。 こ…

オブジェ

9月に入りました。 朝晩がだいぶんしのぎ易くなり、歩いての通勤が 楽しめる季節がやってきました。さて、大角設計室の縁側にいつのもカレがやってきました。 ジャンボかぼちゃ。 僕が事務所に入る前。学生のとき、はじめて事務所に来た時も 今と同じように…

地方の建築家がなすべきこと

四国徳島県から海を渡って 建築家の新居さんがやって来られました。 地方で活躍されている建築家は とてもアグレッシブな方が多い気がします。さまざまな話題があがりましたが、 一つの話が印象に残りました。 地方には地方のやり方があり、 そのやり方を実…

連続更新の舞台裏

すこしずつ秋の兆しが感じられるようになりました。 コナラのどんぐりもまだまだ青いですが、確実に大きくなっております。さて、大角設計室は変わらず図面三昧なわけですが、 ここ最近のゆあさ先輩のblog更新には尊敬の念を禁じ得ません。 電話しながらでも…

プレゼン

プレゼンにいってまいりました。 プレゼンは分かりやすいように作るのが原則ですが、出来る事なら、説明等の言葉を超えた空間のイメージを 施主の方と共にイメージ出来るようなものにしたいと考えています。 こう言うのは簡単ですが、現実はなかなか上手くい…

漆喰と焼杉板

岡山の再生現場に行ってまいりました。 順調に出来ております。 外観もあとは左官仕事・建具仕事などを残すのみとなってきました。写真の部分は二階部分を焼杉板。 一階部分はこれから漆喰で仕上げていきます。 白と黒のコントラストがイメージ通りうまくい…

メンテナンスフリー

メンテナンスに来ております。 ここ数年はメンテナンスにお邪魔する機会が増えている気がします。 だいたい10〜15年前に引き渡した家が多いでしょうか。この家はお母さん世代が住んでいたものを 息子さん世代が引き継ぐにあたって、壁の補修等を行います。 …

S&B

模型を作っては直し。 作っては直し。の日々。 施主の方からは、本当に大変ですねとよく言われますが 本当に大変です。が、立体を手で触れながら作る作業は案外楽しくもあります。再生工事を得意としているだけに 模型のスクラップ&ビルドはお手の物なのか…

come on

京都の現場では 僕の現場では初めての試みが行われました。 鬼瓦の部分中央に 施主の方の家紋を入れました。 施主の方と瓦職人の方が親戚関係にあるため、 この家の再生工事を担当していただき、繁栄を願ってお祝いに入れていただきました。 日本の家紋のデ…

障子張替え

メンテナンスに、いって参りました。 寒くなる前にと障子の張替えと、 幾らか建具も新調します。 このお宅は、僕が事務所に入る前に手がけた物件です。 ですから、その後の経年変化や当時の事務所のデザイン等から学ぶ事が多くあります。 障子が張替えの為に…